本日、羽田空港から北九州空港まで、スターフラーヤーに搭乗して「MS調査」を実施します!

「マーケティング実行論」(2014年度IM研究科)の補講で、スターフライヤーの「MS調査」を実施する。コンサルティング手法の勉強のためである。「受託事業的」に授業をすることになる。院生たち15名は、午前中に2組、これから午後に2組、別々の便に搭乗してカウンターやCAのサービスを評価する。


わたしは午後の便で、先についてミーティングをしているはずの学生に、夕方に遅れて合流する。おそらくは学生たちは、明日の午前中に、スターフライヤー本社で実施する予定の「同社幹部向けのプレゼン」に向けて資料作りをしているはずである。
 フライトの途中で、MS(ミステリー・ショッパー)の記録をしておくように指示してある。その集計作業も含まれている。だから、学生たちが期待するように、小倉まで出て、夜中まで懇親会(宴会)というわけには、なかなかいかないのではないかと、わたしは思っている。
 今年のマーケティング実行論の受講生は、いつもよりも出来がよろしい。スターフライヤーの幹部のみなさんは、かなりラッキーだと思う。すばらしいリサーチとコンサルテーションになるのではないだろうか。学生にプレッシャーがかかるくらい、期待のしすぎかな(笑)。
 良いレポートとプレゼンを! 指導教師として恥ずかしくない成果を! 大学院生たち(3グループ)の健闘を祈っています。

 さて、「チェーンストアエイジ」(ダイヤモンド・フリードマン社)からの依頼原稿が終わりかけている。「ヒット商品の開発プロセス」は、来月1日号に掲載される。”喪が明けて”、昨年12月からは、同誌への寄稿や講演が解禁になった。となると、どんどん仕事や講演が来るもんだ。
 商売繁盛ですね。マクドナルド本(失敗の本質)は、すでに講演用の予約受注だけで、200冊を超えている。出版44冊目にして、こんなことはいままでなかったことだ。ありがたい、ありがたい。ありがたいの語源は、「起こる(存在する)ことが難しい」の意味だった。本当に、買ってくださる方がそんなに多いとは、ありがたいことだ。
 たしかに、62歳の後厄が終わってから、強運が巡ってきている。これにおごらず、これまで同様に変わらず、謙虚に生きたいと思う。