日曜日も仕事を休まず、いまは第4章「島根日野自動車」に取り掛かっている。「オルビス」「クロスカンパニー」「ヤオコー」の3社分は、村上直子さん(編集担当)と取材対象3社の広報部に送ってある。オルビスに原稿は、3月20日にレイアウトが上がってくる。
1章 「オルビスの約束」(東京 「ポーラ・オルビスホールディングス」 自然派化粧品)
2章 「全員が正社員:Earth Music & Ecology」(岡山 「クロスカンパニー」 女性向けカジュアルファッション)
5章 「職場の心理学」(埼玉 「ヤオコー」 食品スーパー)
3月14日(金曜日)現在、上記の3章分は原稿が完了している。これで、8章分の3つが終わりである。気分的には、半分終わったような気がする。マラソンと同じだ。中間点では、3分の2を走り終わったつもりになっている。
なお、そのうちのふたつ(オルビスとクロスカンパニー)は、ロングバージョン(全体が40ページ)である。ヤオコーだけがショートバージョン(20ページ)である。いまは、7章「販売会社でESナンバーワン」(島根 「島根日野自動車」 自動車販売)に取り掛かっている(ショートバージョン)。あるいは、8章「劇団四季:競争と共演」(東京 「劇団四季」 浅利慶太と佐々木典夫)(ロングバージョン)が先になるかもしれない。
「成功のポイント」として仮説的に掲げてある論点のうち、3社が終わったところで、
(1)リーダーシップの発揮、(2)科学的な管理手法の導入、(3)従業員のモチベーションづくりと教育研修、(4)サービスプロフィットチェーンの実現(結果として)は、ほぼ3章分で確認できている。さらにいえば、(5)経営理念の浸透と徹底、(6)顧客サービス対応の仕組みづくりも、「ホワイト企業」に共通している点である。
結果的になのだが、3社とも、女性が働きやすい職場になっている。これからとりあげることになる、「劇団四季」も「シンガポール航空」も「ロック・フィールド」も、女性に優しい職場である。元祖、ホワイト企業の定義通りである。