「日経MJヒット塾」の研修説明会セミナーが終わって、東京駅からJR山手線に乗った。いつもなら日暮里駅のコンコースを素通りするのだが、エキュートで駅弁の看板が目に留まった。山形産つや姫使用の弁当の隣に、南秋田の豚を使ったお弁当(1050円)が売り出されていた。マイセンのとんかつ弁当である。
秋田デスティネーション・キャンパーン(秋田に行こう!)が始まっている。JRや私鉄・地下鉄の駅構内に、でかでかと大量のポスターが貼られている。秋田県の地図をかたどった顔の横に、「誰だ!」「秋田だ!」の二枚組のポスターである。
そんなこともあって、南秋田の豚の弁当に手がのびた。マイセンの隣に、浅草の老舗「田甫」のすき焼き弁当が売られていた。これも食べたい。結局、迷うことなく両方を買ってしまった。お腹がすいていた。
日暮里駅で京成線に乗り換えながら、友人の何人かに、「日暮里のエキュートで、弁当をふたつも買ってしまいました!」と携帯からメールを打った。まだ慣れていない二日目のガラケイからである。
元学生の八木哲也くん(バラ園植物場)とは、ちょとおバカなメールのやり取りになった。
(わたし)
こんばんは。日暮里のエキュートで衝動買いを。マイセンの豚カツ弁当、南秋田の豚使用。東京の老舗、浅草田甫のすき焼き弁当。いまから帰ります。
(八木)
まさかトンカツとスキヤキ両方を?!
(わたし)
はい(笑)。ふたりぶん。
(八木)
肉食系大学教授ですね…
(わたし)
牛も豚も、人間も食べてしまいます!
特別に満足な夕食だった。
*追記
このやり取りを知った元院生(女性)からは、
「先生、オールマイティな”雑食系”です」
とのコメントをいただいた。