ロシアから帰国した途端に、早速のゼミ合宿である。今回の合宿から、新三年生がゼミ長になる。土屋君(現ゼミ長)、一年間ご苦労さんでした。誰が新しいゼミ長に選ばれるのか?
例によって、わたしは投票権をもっていない。学生達だけでゼミ長を選ばせる。
ゼミ長の交代は儀式である。投票が終わると、恒例のコスプレ大会がある。夜を徹して、新ゼミ長と旧ゼミ長が、”あぶない恰好”にてプレゼンテーションをやる。小川ゼミの夏合宿の「お・た・の・し・み」だ。
これから、わたしは伊豆まで車で行く。いつものように、首都高速から東名に出て、厚木道路を走り、伊豆ターンパイクに入る。そのむかし、合宿の日にちをまちがえて、二日続けて、あの坂を昇っていったものだ。
そういえば、あるときから学生達は、合宿には電車で行くようになった。自動車事故があったからだ。慣れないが学生の運転ではあぶない。それと、普通乗用車の免許をもっている4年生が少なくなったことも、電車参加の要因ではある。
大学生が車を運転するのがふつうの時代が終わったのだろう。女の子で免許を持っている学生が極端に減っている気がする。
さて、ロシア旅行から伊豆稲取のゼミ合宿へ。ずいぶんと仕事に落差がある。テキストは、『流通チャネルの転換戦略』。学生には、ちょっとハードな内容だ。
わたしは、午後の野球から、参加することになる。思いっきりの天気である。釧路湿原マラソンに続いて、またまた日焼けをしそうだ。