釧路湿原から霧の摩周湖経由で、ウトロの民宿、酋長の家までレンタカーを走らす

 釧路湿原マラソン30Kは、2時間49分54秒でゴールイン。9時半のスタート時は気温が20度で微風。走りやすい絶好のコンディションだった。



 ところが、10Kを過ぎたあたりからは、雲の切れ間から日が差してきた。たんちょうが飛び交う湿原には、日差しを遮る木陰がまったくない。コースも単調である。ランナーには、きつい条件にかわった。何人か熱中症になったらしく、脇の芝生に倒れている。救急車のサイレンがなって運ばれていく。無事だとよいのだが。

 わたしはといえば、気温が上がったうえに、ひさしぶりの30K。今回は、結構なプレッシャー。だが、そのわりには、後半もラップが落ちることなかった。練習量が十分だからだろう(今月148KM)。最後まで、5Kを28~29分で走りきった。

 ゴールタイムは、2時間40分台。50歳代男子139位(339人中)である。立派な記録だ。
 そういえば、招待選手として、公務員ランナーの川内優待輝選手が30Kを練習で走っていた。記録はわからない。たぶん、1時間半くらい?プロの選手は、だいたいわれわれアマチュアの半分の時間で走る。1キロのタイムは3分すこしだ。
 川内選手は、前半は気温も上がらなかったから、適当なタイムだったのではないか。わたしたちが9K過ぎを走っている前を、例の歯を食いしばった顔で、折り返していった。往路のランナーたちからは大いに拍手を浴びて。

 いまはウトロ(知床)の民宿、酋長の家にいる。霧の摩周湖経由でここ知床の温泉民宿に着いた。日曜日なのに満室である(「満室」と看板が出ていた)。ランナーとしてしばしば走った後、日曜日に泊まることになる。
 大学の先生の特権で、月曜日を休みにしているからできることだ。が、日曜日の温泉旅館やホテルはたいていはガラガラである。しかし、ここは例外のようだ。なにかあるのだろうか?

 わたしは何も調べてきていない。「知床フラワーさかい」の武藤さんにすべてお任せしていたからだ。これから入る温泉がすごいことになっているのか? あるいは。知床のウトロなんで、ものすごいお魚料理が出てくるのか?
 昨年はフリーで来て(合宿をしたとき)、目の前のお店に入ったのだか、ここの海鮮丼が逸品だった。
 
 そろそろ武藤さんが仕事を終えてお見えになる。洗濯物を乾燥機に移さねばならない。そして、噂のお風呂へ。オホーツクに沈む夕日が見えるのかな?