2000年代のはじめごろ、日経広告研究所で学術共同研究に携わっていた。多摩大学の豊田裕貴君(元院生)などとブランドイメージ研究などをしていた。その後、法政大学で広研と共催でシンポジウムを開いた。その時の講師が、後に院生となる岩崎達也さん(日テレディレクター、IM研究科講師)だった。
久しぶりに、日経広告研究所(川原さん)からコンタクトがあり、以下のような依頼が来た。そういえば、このごろ、広告に関する論文(テレビは本当に見られているのか?)を書いたり、弟子たち(同僚の木戸教授のグループ)が「ネットを含めた広告効果の実証研究」をしている。
わたしなりに、メディア論をまとめてみる良い機会をもらったと思っている。原稿依頼を快諾することにした。今年は、思索と学びの年らしい。2013年下半期(7月~12月)は、外に出歩かないで、アイデアが貯まっている論文や書籍をたくさん書くことにした。
さて、依頼文はつづく、
> 法政大学
> 小川孔輔先生
>
> お世話になっております。
> 日経広告研究所の川原です。
>
> 広研所報の編集を担当しております。
> 所報4、6月号では、
> 論文「ソーシャルメディア時代のテレビ視聴」を執筆、投稿いただき、
> ありがとうございました。
>
> さて、電話をしたもののご不在でしたので、
> メールにての依頼となり失礼いたしますが、
> 日経広告研究所報では毎号、
> 広研の客員の先生方に広告について広い視点で論じていただく
> 「広告アゴラ」(2頁見開き、約3,400字)というコーナーを設けております。
>
> そこで、2013年10月号(10月1日発行)で小川先生にご登場いただき、
> 広告やメディアの役割やあり方など、ご自身の考え方を論じていただければと
> 思っております。
> 過去の昔話ではなく、現在から未来へかけての提言といったイメージです。
>
> つきましては、添付の要項と最近の実例をご高覧のうえ、
> ご執筆をご検討いただけたらと存じます。
>
> メールにてのお願いで大変恐縮ですが、
> ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
>
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> 川原 信之 Nobuyuki KAWAHARA
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ちなみに、スペインにいる秘書の福尾から昨日(7月25日)、携帯にメールが届いた。スペインで列車の大事故があった直後である。
(小川先生、)こんばんは! お休みをありがとうございます。レンフェで大事故が…ふくおは無事です。レンフェには2回乗車、今夜は寝台に乗ります。 (福尾より)
いまは旦那さんと寝台列車に乗っているらしい。新婚旅行もスペインだったらしい。福尾夫婦(旧姓、関屋)は、法政大学の同窓生である。