取材と視察で広島の呉市に来ている。日本農業新聞の橋本記者、JFMAの松島専務と一緒である。橋本さんは、(株)ムロオ(冷蔵冷凍輸送会社、山下俊一郎社長)の取材。松島さんは、MPSの導入のためである。
わたし(小川先生)が橋本記者を強引に連れてきたのは、火曜日までに、橋本記者に、花のコールドチェーンに関する記事を書いてもらうためである。三和陸運(九州)とムロオ(広島)の取り組みは、切り花の物流を変えてしまうかもしれない。その理論的な説明を、朝からクレイトンホテル@呉市のロビーと山下君の車の中で解説していた。
広島で宮島を観光するのはめずらしい。20年ぶりになるだろうか?
いつもの花関係の集まりでは、視察と宴会で終わりである。今日は、午前中に、イノマネ卒業生の里村佳子理事が運営しているケアハウス(呉市)を視察したあと、広島平和記念公園から宮島の厳島神社までフェリーに乗った。弾丸ツアーである。
昨日(6月29日)は、イノマネ卒業生の同窓会になった。山下君が焼鳥屋さん(鶏八茶屋)を予約してくれていた。藤田くん(現在、ムロオ社員)、原くん(自営・後継者)、榎くん(広島ドコモ)、里村さん(呉市、ケアハウス理事長、広島国際大学特任教授)の4人が宴会に参加してくれた。山下君の奥さま(伊織さん)も、昨夜は二次会の意屋台まで一緒だった。
今回の広島旅行の目的は、ムロオの物流センター視察だったが、話しを聞き付けた2人(榎、原)が急きょ、昼間の視察からツアーに参加。本日も、朝から、里村さんのサービス付きケアハウスの視察と、午後の宮島観光にも同行してくれた。
夕方6時、昨日からの心温まる同窓会が終わろうとしている。さみしくなるなあ。イノマネ広島同窓会をつくりなさいね。藤田くんは、法政のイノマネに来たおかげで、同級生の会社に就職できた。これもなにかの縁だ。
実は、若社長の山下君は、妙齢の里村さんが一年で広島から東京の大学(法政イノマネ)に通ってMBAを取得できたことをわたしから知らされていた。法政のMBAコースに入学してきたのは、里村さんの事例があったからだった。
晴れて卒業できたのは、松島さんや青木恭子さん(小川研究室TA)など、多くのかたからの熱い支援の賜物である。昨夜も、山下君夫妻、松島さん、イノマネ5人衆に混じって、青木さんとわたしは、イノマネでの昔話に花を咲かせた。きびしくも、そして実りある楽しい2年間だった、と(笑い)。
帰りのフェリーが、またフェリーの出発点だった広島平和公園に着くころになった。船の中からのblog書きはこれで終わりにする。
里村さんのお仕事は、『日本で一番喜ばれているサービス』生産性出版に登場する。また、山下君の仕事は、別に内容を後日blogにアップする。それでは、広島空港に向かいます。