おはようございます。個人的な興味から、昨夜から、ばかみたいな調査を実施しています。夜中に携帯にメールを送って、皆さんをびっくりさせています。その調査とは、「肉じゃがに入れる肉は、豚肉ですか、牛肉ですか、それとも鶏肉ですか?」というものです。
わたしからのメールを受け取って、ほとんどの方は驚かれます。というのは、たとえば、関西の方にとって、肉じゃがの肉は、牛肉に決まっているらしいからです。
「鶏はあり得ない」という返答をいただきましたが、わたしの出身県の秋田では、鶏肉(比内地鶏)がふつうです。北海道(知床)でも鶏(胸肉)でした。安心しました。
というわけで、だいたいの傾向(三重県を境目に、西側は牛、東側は豚、秋田から北は鶏)はわかったのですが、さらにサンプルを増やして確認をしたいと思います。クリスマス休暇でお暇な方は、以下の質問にお答えください。
まだ、全部で20サンプルほどなので、抜けている県(埋まっていない)がたくさんあります。とくに、関西から西側の地区が不足しています。なお、関東圏では、豚と牛が混在しています。これは、人口移動(二世代くらい前に地方から東京に移住)の理由だと推測しています。
<肉じゃがに関するアンケート>
Q1: 肉じゃがに入れる肉は、豚肉ですか、牛肉ですか、それとも鶏肉ですか?
Q2: あなたの出身県をお答えください。
Q3: できれば、ご両親の出身県も。
Q4: 自由回答(肉じゃがの思い出など、)
お答えは、いつものように、小川の個人メールアドレスへ(huko-ogawa@nifty.com)へ。
なお、この肉じゃが調査は、JCSI(顧客満足度指数)の調査データを集計していたときの疑問からはじまっています。全サービス業について、県別CSIの平均値を計算したところ、人口密度とCS指標(サービスに対する顧客満足度)が高い相関を示しました。
ところが、6つの県だけが外れ値になっています。CSスコアの最下位5県(富山、福井、島根、高知、和歌山)では、人口密度が低い割りにCSの平均値も小さいのです。逆に、人口密度が9番目に高い沖縄では、CSIがやたらに高い(3位)。
そのな状態のときに、昨夜の夕食の食卓に、「肉じゃが」が堂々と登場しました。その結果が、「牛豚論争」に発展したということです。
ちなみに、いまのわが家(千葉)は牛が標準ですが、豚もありです。鶏は出ません。秋田の遺伝子は、家族内の勢力図と同様に、劣勢(劣性)と見られます(哀)。