Go the Extra Mile : もうちょっとだけ頑張ってみたら、、

 昨年度の「CSフォーラム」(SPRING主催)で、スターフライヤーの松山部長が、同社のCS活動を説明していたときに引用したフレーズである。”Go the Extra Mile”。意訳すれば、「ちょっとだけ余計に頑張ってみたら、(お客様の満足がさらに高められる)」という意味であろう。良きサービスを提供するための心構えを表現した言葉である。


 
 この表現は、もともと聖書にあった言葉らしい。ふだんの生活の中で、わたし自身の行動の指針にしている。ごく最近のことである。
 この言葉から連想するのは、日本マクドナルドの原田社長のことである。原田さんは、3年前からフルマラソンに挑戦している。いまでこそメディアでも、ご自分からマラソンの話をするようになったが、はじめたばかりのころは、密かにだったらしい。

 以前、原田さんに大学(SC協会)で講演をお願いしたことがあった。その雑談に出てきた話である。わたしだけがこのことに気がついたようだった。
 当時の原田さんは、毎朝4時ごろに起きて約11キロを走ると言っていた。わたしは、最初は「11キロ」という中途半端な距離をいぶかしく思っていた。ふだんわたしなどは、切りが良い「10K」とか「15K」とかを目標にして走るからである。
 納得したのは、Go the Extra Mileという表現を知ってからだった。おそらくは、10KMを目安に走るのだが、時間があると、余分に(EXTRA)1KMを走るのだろう。たぶん、1KMが5分~5分半の走力だろうから、1時間走をすれば、1~2Kは余分に走れるのだ。
 そうやって、東京マラソンでは、サブ4(今年は4時間2分)を狙っているらしい。

 さて、本日のサンスポフィットラン10KMでは、雨の中、皇居を2周。50分08秒だった。
 ゴール直前でスコールに見舞われて、残念ながら、二周目が25分24分。一周目の24分台を無駄にしてしまった。あの雨さえなければ。
 来週は、東京マスターズマラソン記録会@八王子。50分を切れないと、失格になる。きびしいレースである。