マラソンのあとの贅沢な時間@小諸

 昨夜は、大学内ボアソナードタワーの26階にてゼミのOB会があった。昼間は、島村オーナーを吉見町のこ自宅までお見舞いし、そのまま車で大学に向かい、宿泊先の市ヶ谷の私学会館に停めておいた。早朝に車で嬬恋村に、嬬恋キャベツマラソン、ハーフに参加するためである。


これで、公式大会出場20週に到達した。3月から6月まで、4ヶ月の成果である。月間5回のペースを維持できている。来年の東京マラソンが50回目になるように仕組んである。

 夕方6時から、学生やOB達と、法政のボアソナードタワー(一次会)と、市ヶ谷の素材や(二次会)と飲んで、11時半にはアルカディに戻った。シャワー無しでベッドに潜り込む。朝3時ごろに一旦は目が覚める。9階の自販機で買っておいた水を飲んで、再び沈没。ハーフを走るから睡眠は十分にとらないと。

 朝4時半には、再び目覚める。準備はできている。4時45分にチェックアウトを完了。飯田橋インターから首都高に乗る。

 外環道、関越経由で、軽井沢ICまで。裏道を走って嬬恋まで。しかし、無印のオートキャンプ場に入る手前で、大渋滞に巻き込まれる。4千人が参加するレースは、自家用車が唯一の足。しかも、会場までは1本道。10時のスタートには間に合わないかな。一瞬、はじめてのエントリー遅れを心配する。でも、東京を早く出ておいてよかった!2時間は余裕が。まだ8時である。

 9時前に駐車場に到着。小雨で、スキー場のパーキングスペースは、どろどろ。トイレにも行きたいが、シャトルバスに乗らないと、ゼッケンがもらえない。しかし、取りあえずは、トイレに駆け込む。コンタクトを入れないと。雨だから、サングラスはかけないことにした。霧の中を走ることになりそうだ。

 駐車場発エントリー会場行きのシャトルバスが車で30分。9時半には、ようやくゼッケンをいただいた。時間がないから、キャベツ配布のテントで着替えて、ゼッケンと計測タグをシューンズに装着。小雨。寒い。

 トイレにて小のみを済ます。9時45分。スタートラインに並ぶ。しかし、ハーフマラソン10時スタートに間に合わないランナーがいるらしく、スタート時間が変更のアナウンス。ハーフ、10KMともに、10分遅れになる。パノラマラインの往復コースは、きつかった。細かなアップダウンが何度もやってくる。霧の中、パノラマがまったく開けないキャベツ畑を走る。最後の2KMは、心臓破りの坂道でついつい停まりなくなる誘惑にかられる。しかし、高原のきついコース21Kを、1時間59分39秒。男子60歳代31位(159人中)。われながら、立派である。

 そして今は、小諸の中棚荘に来ている。帰りのシャトルバスが車で40分。体が冷えて、あまりの寒さに温泉が恋しくなった。ナビで検索すると、嬬恋から小諸の中棚荘までは40KM。明日は急ぎの仕事がない。休養日にしよう。さっそく、宿に電話を入れる。

 「もしもし。中棚荘さんですか?法政の小川です」。「あっ、小川先生」。なつかしそうに、小林さんが出た。「お部屋ありますか?」「はい…」。「嬬恋から、ハーフマラソンを走ったあとですが、いまから行きますよ!一時間半かな」。

 旧館よりやや高いが、新館に泊まることにした。いつもは、藤村の部屋である。一泊である。
このblogは、中棚荘のご主人が造った2011シャルドネを飲みなから書いている。2010よりドライに出来上がっている。走ったあとだからか、おいしい。

 鮎の塩焼きが、おいしかった。釜めしがきて、そろそろデザートが来る。