ここに来て、大学院の入試面接で休日出勤などがあり、ロック・フィールドのDNA本の執筆が中断していた。本日から復帰して著述を再開した。当初の計画では8章構成で書き進んできたが、急遽、7章を二つに分割することにした。タイトルも微妙に変更することにした。内容にそぐわなくなったからである。
<変更後の構成>
プロローグ:安藤さんからの手紙
第1章: ギフトからの撤退(1992年~1995年)
第2章: 創業まで(~1975年)
第3章: 首都圏への進出(1976年~1988年)
第4章: ビジネスモデルの確立(1989年~1994年)
第5章: 匠たちの物語
第6章: 挑戦と撤退(1995年~1998年)
第7章: コラボレーション(1999年~2003年)
第8章: 美味しさと環境のデザイン(2004年~2011年)
第9章: 未来サラダカンパニー宣言(2012年~)
エピローグ:事業継承
付録:ビジネスモデルの解説
あとがき
年表、写真集
全体のボリューム(ページ数)が大幅に膨らんでいる。当初は250頁見当を予定したが、このままで書き進むと、総ページは300頁を超えそうな勢いだ。付録も入れると、320ページくらいに膨らみそうだ。ボリュームは本の販売価格に反映してしまう。活字を小さくしたり、コラムや図表を減らす工夫が必要かもしれない。
それにしても、7月末の段階では、2022年6月の創業50周年に間に合いそうになかった。ところが、締切りを意識し始めると、がぜん筆が進み始めた。ここで刊行が遅れたら、完成を楽しみに待ってくれている岩田会長に申し訳ない。友人の松井忠三さん(良品計画の元会長)からも、岩田さんのことを心配している由を伺っていた。
本日現在、第8章1節まで書き進んでいる。今週中には8章を書き終わって、来週からは第9章に取り組むことになりそうだ。ビジネスモデルの解説は、すでに導入部の文章とSPAモデルのパワーポイントはできている。今月中には、納期に間に合いそうだ。
そうそう、わたしの最終講義を2月末に予定している。そのとき参加される元学生さんたちには、この完成本を配布しようと思っている。お楽しみに。