この欄は、ゼミの学生たちに向かって書いています。昨日、「東京 森のテラス」@仙川にて、「秋田 森のテラス」@桂瀬の創業者、山田茂雄さんとお話をしました。わたしも山田さんも秋田生まれです。共通の環境で育った人間は、話が通じるのが早いです。
2008年に完成した「秋田 森のテラス」の始まりについては、午後の時間に詳しく書くことにします。今朝の時間は、小川ゼミの夏合宿についての提案です。
先週のゼミでは、千葉の九十九里海岸で合宿することに決めました。が、どうでしょうか?
「秋田森のテラス」で、3泊4日を過ごしてみませんか?宿泊施設は、桂瀬の「番人小屋」(山田さんは「兵舎小屋」と呼んでいました)。勉強をするのは、「食料倉庫」(「蔵」と呼ばれているらしい)。
食べるものは、自給自足。作業員のおばさんたちが栽培したお米や野菜です。春先に山や野原で採集してきた山菜もあります。要するに、食材は無料ということですが、自分たちが食べる料理は自炊になります。もっとも、4人のおばさんたちが料理の補助はしてくれるそうですが。
「森のテラス」のHPを覗いてみてください。自然な環境ながら、人間の手が入った里山での合宿。動物や鳥や虫がたくさんいます。26ヘクタールのオープンガーデン。滞在期間中は、裸足で過ごすことになります。テラスは、厚さ6センチの杉板をつないでできた木道です。
農業体験と自然の中での瞑想、水遊び。蔵にはグランドピアノが置いてあります。音楽をやりたい人は、楽器を持ち込むことも可能です。
ふだんの合宿とは、まったく異なる運営になりますね。書物を読むのではなく、合宿のテーマは、宿泊体験をする「秋田 森のテラス」の事業化です。ただし、自然を破壊することなく、収益を得るにはどのようなシステムにするのがよいのか?
自然・農業体験が、いつもの運動の代わりです。秋田ですから、近くには天然の温泉があります。たくさんの滝もあります。わたしが子供のころに泳いだ川(阿仁合川)では、水浴びができます。
合宿代金も、通常の半分。これは学生にはとてもうれしいことかも。自給自足ですから。
交通の足は、東京から鷹巣までの夜行バス?秋田内陸縦貫鉄道線で、鷹巣から米内沢まで来てください。わたしと山田さん(むすこさん)が、米内沢から桂瀬の兵舎小屋までくるまで運んであげます。
山田さんのインタビュー記事は午後に書きます。明日は、西湖ロードレース(20.5KM)です。富士山の近くのペンションに泊まります。18週目になりました。