先週の授業資料(マーケティング論)をアップする。学習ガイドが2件、テーマ討議の課題が1件である。木曜日は、テーマ討議1(ユニクロ)とテーマ討議2(池内タオル)のために議論の時間を設ける。
<学習の参考> 5月24日
□岡本論文: 学習のポイン
ト
(Q1):「技術のブランディング」を定義せよ。その効果にはどのようなものがあるか?3つの効果を
(Q2):「要素技術のブランド化」に関して、具体的な製品・サービスの事例をあげよ。また、それぞれの製品・サービスは、ブランドに対してどのようなカテゴリーの効果を与えているだろうか?
(Q3): 乗用車の「衝突安全技術」の事例で、意外と思われる実証結果がえられている。それは何か? また、その理由を推測せよ。
(Q4): 要素技術のブランディングは、ブランド拡張で希薄化が起こりにくいといる。それはなぜだろうか? 筆者のロジックを解説せよ。
□網倉・新宅論文: 学習のポイント
(Q1):自分なりに、「(経営)戦略」とは何かを定義せよ。
(Q2):「ヤマト運輸」と「北米ホンダ事業」の違いはなにか? 筆者たちの解釈(事前計画としての戦略と事後的なパターンとしての戦略)は正しいだろうか?
(Q3):自分が関与している企業(自社・事業)を取り上げて、全社戦略(どこで競争するべきか?:ドメインの選択)、事業(競争)戦略(いかに競争すべきか?)、機能戦略(各機能分野で何をなすべきか)を明確に記述せよ。
(Q3):「マーケティング戦略」は、全社的な戦略のどこに位置づけられるだろうか?
(Q4):「競争優位」を持っている企業は、競合企業とのどのような点が異なっていると考えられるか? 組織的な要因とプロセスに分けて議論せよ。
テーマ討議2:「池内タオル」
(Q1)池内タオルの成功要因を分析せよ
(Q2)池内タオルが資金調達によって、さらに成長することは可能か?
また、そのための条件は何か? 思いつくままに列挙せよ。
(Q3)ニッチな中小企業にとってのネット戦略をデザインせよ!
<参考資料>:
・頼勝一・小川孔輔(2009)「マーケティング・エクセレンスを求めて(79)環境配慮にこだわる価値創造–企業存続の危機からの脱却とオリジナル・ブランドへの挑戦」『マーケティングジャーナル』第114号(2009年夏号)
・小川孔輔(2007)「風で織るタオル:今治市の池内タオル訪問」
小川個人HP 2007年11月24日 https://www.kosuke-ogawa.com/?eid=111