【予告】 『販売革新』50周年記念特集号で、連続対談のインタビューを企画しました!

 はじめての仕事を引き受けることになった。商業界が発行している『販売革新』が、7月で50周年を迎える。その特集号で、連続インタビューを担当する。対談相手は、小売り業界の長老と若手の経営者から5人。インタビューは、7月号に一挙掲載になる。

 インタビューの相手と対談日は、いまのところ、

 ・荒井伸也(サミット元社長) 4月16日
 ・正垣泰彦(サイゼリヤ会長) 5月8日
 ・石川康晴(クロスカンパニー社長) 5月11日
 ・川野幸夫(ヤオコー会長) 5月14日
 ・土屋裕雅(カインズ社長) 日程調整中

 を予定している。

 インタビューのポイントは、以下のとおりである。経営者それぞれの得意分野もあるので、個別にはぞれぞれの事情にあわせて微調整をしていく。包括的な視点としては、(1)歴史的な位置づけ、(2)アジア展開、(3)垂直システムの見方。なお、編集担当は、商業界の竹下さんである。
 この仕事は当初、わたしが個人的に、サミットストアの荒井元社長・会長(現、AJS会長)と対談させてほしい、と竹下さんに申し出たことがきっかけである。荒井さんは、大学の大先輩である。これまでも、安土著の書籍を通して勉強をさせていただいている。
 
  
 <インタビューのポイント>

(1)50年間の小売り業の発展をどのように見ているのか?
   ・自社ならびに日本の小売り業の技術イノベーションの評価
   ・海外(国内)優良企業のモデル(ベンチマーク)は?
(2)アジアを中心とする海外事業の展望
   ・マーケティング技術移転の方式(標準化VS現地化)
   ・国内事業とのシナジー
(3)垂直的なチャネルの編成と変革
   ・商品開発におけるメーカー(ベンダー)との連携方式
   ・ネットストアやプロモーションなどへの技術的な対応
   +長期経営戦略と具体的な目標
 
 月並みではあるが、50周年特集等であれば、戦後の小売業の発展を雑誌としては回顧することがマストである。将来展望、とくに、日本企業のアジア進出は必須であろう。そして、対談相手の顔ぶれからは、小売りの垂直統合システムについての見解についてたずねることに、対談の焦点を絞ってみようと考えている。