【調査結果】 ホワイトデー販売実績(速報): 「フラバレ効果仮説」はやはり正しかったらしい

 昨日、知り合いの小売業者(花売り場担当)に片っ端から電話をかけた。ホワイトデーの「フラワーバレンタイン効果」を確認するためである。わが仮説は正しかったようだ。全国的に、ホワイトデーの男性客(女性による代理購買も含む)が増えていた。



 具体的な販売実績を数字で示す。昨年は、3月11日に東日本大震災があったので、3月13日と14日は、東北・関東地方では、花店は閉鎖されていた。営業していたとしても、統計的には比較不能なので、ホワイトデーの販売データは、二年前(2010年)との比較である。
 いただいた販売情報に関しては、店舗名などを伏せさせていただくことにする。しかし、仮説を立てたわたしのとしても、実に驚きのデータではあった。

 大手花専門店チェーンでは、ホワイトデー(3月14日)の販売金額の全店平均が、一昨年と比較して、+135%、+116%、+130%(要、最終確認)だった。とくに、都心部や駅ビル内の店舗では、売り上げが+150%を超える店舗が多数あった。
 量販店(スーパー内のインショップ形式)では、一昨年対比で、+130%、98%、100%である。データが少ないので、なんとも言えないが、店舗により結果はまちまちである。ただし、量販店でも、男性客は増えている。
 いずれにしても、聞き取りをした担当者の印象でも、明らかに「フラワーバレンタイン効果」がホワイトデーにも持続していたと認めていた。この先に、卒業式、入学式、母の日と続くが、男性たちが花を買いに来る姿を見かけたら、ご一報願いたい。
 
 2月~3月にかけて、お花の持ちがとてもよくなる。フラワー初心者の男性たちに花を売り込むには、絶好のシーズン到来である。