この講演会は、静岡地区の中小企業経営者のために、静岡銀行が設定してくれたものである。基本は、拙著『ブランド戦略の実際（第二版）』から中小企業のブランド経営に関連した素材を変種した内容になっている。ただし、第二部では、学生たちが手掛けた地方発の商品開発の事例を３つ紹介する。
名づけて、「福島プロジェクト」（IM研究科大学院の水下くん）、「山形プロジェクト」（学部小川ゼミの松川弁当店班）、「静岡プロジェクト」（静岡SC班長、販促研の杉山くん）。
わたしの学生たちは、実に優秀である。今年の「優秀プロジェクト選考会」（＠2月28日）では、金（水下くん）、銀（ホルヘくん）、銅（藤田君）、特別賞（岩崎君）を独占してくれた。
以下に、本日午後開催の講演会レジュメを添付する。第二部だけを詳細にしてある。
明日（10日）は、静岡サテライト校入学者説明会（午前中）、午後は、SC教育者懇談会である。終わったら、五月女先生、滝沢課長、久留宮くんを、「あなごや本店」（静岡のうなぎやさん）にご招待する。
明後日（11日）は、熱海に移動して、「湯らっくすマラソン」（12K）を走る。熱海は、梅が咲いている？湯の町の海岸線を走るらしい。先々週に事務局から送られてきた、エントリー用の封筒をまだ開けてもいない。
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「中小企業におけるブランド戦略の実際」
講演レジュメ＠静岡
I ブランド戦略入門
１ ブランドの起源と歴史
２ 消費者とブランド
３ 流通業者とブランド
Ⅱ 中小企業の商品開発事例
１ 福島プロジェクト
地方中小食品メーカーのための商品開発
事例：結城食品、焼き肉のたれプロジェクト
２ 山形プロジェクト
老舗弁当店の駅弁シリーズの開発
事例：松川弁当店、山形プレミアム弁当
３ 静岡プロジェクト
静岡限定、新食感かつおチップス
事例：シーラック、がんばれ、バリ勝男クン
Ⅲ 中小企業経営のためのブランド戦略
１ 日本的なブランド管理
２ 中小企業のブランド戦略
