また新しい年が明ける(2012年元旦、7つの約束)

 おはようございます。今年は、5人(次男の真継を除く家族4人+長男の嫁)で年越しをしています。長男が2月に結婚(入籍済み)、長女が交通事故のリハビリで実家に帰っているからです。わたしは、早めのアルコールで体が満たされてしまいました。昨夜は9時に就寝。



 不思議な年の瀬でした。セルフサービスの自立した生活です。
 無印良品のふとんカバーを自分で取り換え、昼間は枕カバーも洗濯して庭に干しました。家の周りの全窓ガラスを、一階からアイリスオーヤマ製の噴射ノズルで水洗い。
 窓ガラスは、古くなったバスタオルを娘に裁断してもらい、ガラスクリーナーを吹き付けて布拭きをしました。表面を丁寧に、そして、ペアガラス(二重構造)になっていて暖かい、ガラス窓までを鏡のように美しく磨きました。
 これは、うそです。本当は、ペアガラスの間に微妙な気泡が残って、鏡のようにはなっていません。噴水ノズルの圧力が強すぎたようです。26年目の古くなったサッシの隙間から、水が浸入していたようです。

 昨年は、元旦に義理の親父(奥村正太郎)が亡くなりました。そのために、元日から正月3が日までは、わが家は喪に服しています。静かな正月になりそうです。
 年賀状が出せないので、11月に喪中ハガキを500枚ほど、親しい人に送ってあります。新年を迎えたわけですが、「自宅蟄居」の状態です。宗教的に厳格なひとでもないのですが、かみさんの主張により、今年は元旦に佐野厄除け大師に出かけないことになりました。喪中だからだそうです。
 結婚するまで、かみさんがこれほど信仰心が強い(宗教的常識の順守に固執する)人だとは知りませんでした。特別な宗教に帰依しているわけではありません。単に、民間信仰のレベルですが。

 佐野厄除け大師に出かければ、だるまを買ったり、じゃがいもフライにソースをかけたり、佐野ラーメンが食べられるのです。今年は、だるまを大きくするのが、4日以降のことになります。
 喪に服するために、祝い事のすべてだめなのです。どなたが、日本にこんな風習を広げたのかはわかりません。しかし、考えようによっては素晴らしい智恵です。おかげで、正月のわずらわしい行事から、つかのまの間は逃れられています。

  例年の正月は、ブログでも、年賀状を公開しています。今年は、それもご法度なようなので、淡々と今年の目標を宣言します。2012年は、「7つの約束」としました。

#1 2月末の第6回東京マラソンでは、4時間20分以内での完走を目標とします。
 年齢がはるかに上で、しかも忙しいはずの原田会長(日本マクドナルド)が、昨年の東京マラソンを4時間20分で完走したそうです(日経MJの記事)。第5回大会を、わたしは歩いてしまいました(4時間50分)。第4回の3時間58分は狙わず、原田会長より先にゴールすることを目標とします。

#2 2012年は、年間走行距離が2000KMを越えるように努力します。
 ここ数年は、1800KM~1900KMを走っていました。昨年は、階段から落ちてけがをしたこともあり、年間走行距離は、1500KMをわずかに越した程度でした。今年は、基本的に月間180~200KMを走りこみます。

#3 小説の二冊目は「短編集」を、三作目は「フィクション」を準備します。
 2014年末までに、3冊のドキュメンタリー本を出さないと、作家とは認定されません(しまむらの藤原相談役の言葉)。2011年は、「しまむらとヤオコー(ノンフィクション)」、2013年は、「短編集(日本でいちばん喜ばれているサービス)」、2014年は、「フィクション(構想中)」に挑みます。

#4 「雑誌連載」を再開します
 「小川町物語」のほかに、この二年間は、雑誌連載を中断していました(【気になる値段のカラクリ】は、インタビュー形式で自身では書いていません!)。2012年は、#3のために、新たに雑誌連載に取り掛かります。もしかすると、オンラインでの連載になるかもしれません。 

#5 大学のマネジメントからは完全に足を洗います。
 すでにIM研究科では校長を二年勤めました。お役御免にしてください(笑い)。経営学部長を二年、大学院の専攻主任(校長)を二回4年(2年ずつ)もやらされました。もう大学への貢献は十分だと思います。研究と執筆と調査取材に専念させてください。

#6 花の仕事は、「教育と研修の仕組みづくり」に専心します。
 言い訳をさせてください。(#4)IM研究科の校長を二年間やるため(大学院の業務システムを作るため)に、「花ビジネスの教育研修プログラム」が中途半端なままになっています。2012年度は、教育研修のJFMA講座を再開します。

#7 アジア研究の体系化を3年かけて実現します(2012年は最初の年です)。
 2000年来に取り組んできた「アジアマーケティング研究」のフィールドワークをまとめます。マーケティング移転研究を理論化すべきタイミングが来たと思っています。関係している日本企業が、アジアに腰を据えて事業戦略を練り直しています。わたしにとっても、日本企業にとっても、これがラストチャンスです。

 以上、2011年は、日本にとってもわたしにとっても、厳しい年でした。だから、2012年は、「復活の年」にしたいと思っています。もちろん、マラソンも仕事も、そしてプライベートもです。
 皆さんにとっても、新しい年が良い年になることを祈っています。