二年連続で、神宮の花火を見ることにした。守重副会長が経営するピーターラビットフラワーズの真向いが、神宮の銀杏並木になっている。店の二階(元喫茶店)から、真正面に花火が見える。もっとも、花火はほどほどに、皆さんはお酒を飲みに集まっているように見えるが。
花業界の夏の納涼会である。八ヶ岳の夏セミナー(JFMA理事会、ミヨシ種苗催)が中止になったので、その代替行事でもある。
神宮の花火大会は、正式には、「神宮外苑花火大会」というらしい。東京の明治神宮外苑で、毎年8月に開催されている。主催は、日刊スポーツ新聞社で、1980年から開催されている。今年で32年目になる。
ウイキペディアによれば、正式なタイトルは、「日刊スポーツ主催 (西暦)神宮外苑花火大会」だそうだ。隅田川花火大会や東京湾大華火祭と並んで、「東京三大花火大会」の一つに称される花火大会である。
今年は、東京湾の花火大会が中止になっている。東日本大震災のためである。全国的にも、中止になった花火大会は多い。東京3大花火大会のひとつ、隅田川の花火は、その分で大混雑が心配されている。
この夏(開催は8月27日)は、東京の警察も警備で大変だろう。なにせ、人出の予測がつかないらしい。同じことは、その他の花火大会にも言えそうだ。
隅田川の花火大会が開催になる8月27日に、わたしはといえば、秋田県の大曲花火大会を見学する予定である。桟敷席はすでに確保してあることになっている。東北地方の人出は、どのような感じになるのだろうか。
大震災の年である。秋田の夏祭り(竿灯)、青森のねぶた祭り、仙台の七夕は、すでに始まっている。先日の訪問の際、新幹線の改札には、七夕の飾りがすでに用意されていた。
暑い夏になるのか、それとも、冷涼な夏になるのか。被災地は元気を取り戻してはいる。台風と余震はいまだに心配である。