本日から、学部生によるフィールドワークがスタートします。久しぶりに、晴れの天気になりそうです。最初の訪問先は、新宿の小田急フローリスト本店です。坂本社長との面談をセットしてあります。明日は、松川弁当店の林社長が市ヶ谷の教室にいらっしゃいます。
ブログの読者にも、フィールドワークについて、年間の計画は詳しくは説明していなかったと思う。今年からコラボレーションが新しく始まった、2社に説明メールを送った。「フィールドワーク」(FW)の説明書を、以下に添付することにする。相手先は、小田急フローリストと松川弁当店(@米沢)である。
少しだけ、補足しておきたい。わたしのゼミの「マーケティング・フィールドワーク」は、約30年前に取り組んだ、食品スーパー「キミサワ」(当時の本社は三島市)の市場調査に起源がある。
渡辺八郎常務(故人、その後にCFSコーポレーション専務)と、三島周辺の町を回って出店の可否を検討した。その時には、学生たちが、伊豆長岡温泉に宿泊して、戸別訪問でマーケット調査員を務めた。
途中、さまざまな企業との共同プロジェクト(たとえば、ユニクロ銀座のバンドル販売実験、伊藤忠商事とのタイ・ファミリーマート調査)があった。教育プログラムとして定着したのは、2003年の「エキュート大宮」での68店舗の調査からだった。
毎年、4社調査現場の提供への協力をお願いしている。ロック・フィールド(岩田社長)とは、7年のお付き合いになるが、役員会で調査結果(プレゼン資料と提案)が報告されているらしい。
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坂本社長・林社長 (2011年5月29日)
学生向けの教育プロジェクト 「フィールドワーク」の進め方を簡単に説明します。
1 フィールドワークの概要
一年間をかけて、企業の方と組んで、
その会社が抱えている課題解決のために、
学生がアンケート調査やヒアリング、店頭観察を行うものです。
企業には、窓口担当者を決めていただきます。
2 およそのプロジェクト進行
(1)24人の学生が4班に分かれてチームを組みます。
今年については、以下の通りです。
(2)10月に中間発表会、2月に最終発表会を行います。
企業の担当者と卒業生に案内を送ります。
約20名が参加しますが、発表会では投票で優劣を競います。
(3)最初は、小川(わたし)が面談をリードしますが、
あとは、チームリーダーと企業の担当者が
適当にミーティングを持ちます。
3 今年のチーム編成
(1)カインズホームセンター
新製品の開発(継続案件あり)
(2)ロック・フィールド
未定(昨年度は、神戸コロッケのブランド化)
(3)小田急ランドフローラ
新宿店のゾーニングと品揃え(予定)
(4)松川弁当店
新商品の開発とプロモーション
4 林社長と坂本社長にお願いしたいこと(5月31日、6月1日)
会社の概要
・会社の歴史
現在の業態と業績
・商品面の説明
品ぞろえ、取引先、プロモーション
・課題となりそうなことがら
売り場設定、プロモーション
今後の予定 学生へのリスエスト
これまでのFWから、最終発表会の資料を、いくつか添付します。
よろしくお願いします。
小川