震災で延期になっていた、フラワーバレンタインの総括会議が、昨日、表参道で行われた。ビルの安全点検が終わっておらず、法政大学の部屋が使用できないので、青山フラワーマーケットのパートナーズルームでの開催となった。
委員会のメンバー20人ほどが表参道に集まった。農水省の佐分利室長も、加わった。全体リーダーの小川典子さん(キリンビール、小岩井乳業)から、フラワーバレンタインの事後報告があった。詳しい経過報告と調査結果は、報告書の形で、近く一般にも公表される。
事後調査のデータ作成は、もちろん小川典子さんがまとめてくれたものであるが、花普及センターの本田さんやJFMA事務局の和田さんなどが集計に協力してくれた。報告内容は、ワーキングチームの皆さん全員でまとめてくれたものである。
昨日は、松村君(自由が丘フラワーズ)、松本君(日比谷花壇)が仕事で欠席だった。いちばんがんばった二人がいなくて、とても残念だった。
キャンペーンの認知率や認知経路、2月14日まで5日の売り上げなどついては、カラー版のレポートに詳しく記述されている。ダイジェスト版は、「グリーン情報」に、ワーキングのメンバーである大久保有加さんが報告してくださることになっている。
昨日の小川さんのプレゼンをまとめると、だいたい以下の通りである。
(1)キャンペーンは、予想以上の高い認知率(16%)を獲得できた、
(2)認知経路は、主として店頭のポスター(35%)とテレビ(38%)から
(3)調査店舗での5日間の対前年売上高は、+5%~20%
(4)とくに、事前に準備していた店舗の売り上げがよかった
(5)売上増は、男性客(20代~30代)が増えたことによる
(6)業界挙げて一丸となってできたことの意味は大きい
(7)業界外から(百貨店、メディア)などの評価が高かった
総括: 初年度のフラワーバレンタインキャンペーンは、大成功でした。
参加者20人の全員が一致した意見。ともかく、本キャンパーンは来年度も継続することになります。 以上、詳しい数値などは、報告書をお待ちください。
なお、キャンペーン予算は、現物支給とボランティアの努力を除いて、1千万円弱。微妙に黒字でした。(笑)