「フランスに行かれた方にも転送してください」と菅家博昭さん@福島県から感想文が来ました

 今朝のブログ「大地震や原発事故に罹災して気がついたこと」について、福島県の菅家博昭さんから感想が送られてきた。菅家さんたち、昭和村の農家の皆さんは、雪が降る寒い中、毎朝3時に起き出して、被災地に向けておにぎりなどの炊き出しを行っている。

小川先生、おはようございます。

今朝のブログ記事「大地震や原発事故に罹災して気がついたこと」を読みました。

以下私の感想です。

-----

私も、日本国内に多くの知人がいます。
その方々から、

「カンケさん、早く避難して」
「なぜ逃げないのですか?」

多くのメールや電話をいただきました。

放射性物質の汚染の問題は客観的に入手できる情報で
判断しています。しかし、それ以前の問題があります。

事故現場で対処している人が現実的にいること。
事故影響区域から避難している人々がいること。
その前に、津波・地震から逃れてきた人々がいること。
それを支援している事故圏外の人々が炊きだしをしたり
避難所のお世話をしていること。
これらは、ひとまとまり「福島県」に暮らす人々です。

私は福島県人です。
そこに住んでいます。
私一人、安全な場所(県外)に逃げたとして、
後に、たぶん大きな悔いを残すでしょう。

仮に避難しなければならなくなったときには、

災害弱者から避難いただき、、、、

できれば最後に撤退する一人でありたい、というのが
現地に暮らす「福島県人」が共有している想いだと思います。

昭和花き研究会 菅家博昭@福島県昭和村大岐