アシスタントの青木さんから、フラワーバレンタインの事後調査の結果が届いている。予想していた通りの結果だった。初年度なので、キャンペーンの認知率が上がればよいと考えていた。認知率がそこそこあがっていた。
事後ネット調査の詳しい結果は、ホワイトデーよりは前に(3月11日)、ウエブページに公開する予定になっている。店舗での販売実績も、定点サンプル店ではあるが、公開を準備している。
実際にも、データを見てみると、キャンペーンの効果が出ていることがわかる。ごく短期間で、テレビや店頭でのポスターの露出が効いて、「バレンタインは男性から女性に花を贈る日である」という意識変化(態度変容)が起こっている。
まちがいなく、来年は、日本のバレンタインデーが変わる日になりそうだ。
青木さんから、わたしたちフラワーバレンタイン推進委員会(ワーキングチーム)に届いて「速報結果」の要約版を添付する。
質問は、10問で設計。実施は、3月3日~4日。マクロミル社のパネルを利用。サンプル数は、全国の男女1000人だった(男女半分ずつ)。
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法政小川研究室の青木です。
FVの第2回調査の単純集計表をお送りいたします。クロス集計や、前回と比較できるところの図・グラフは、現在作成中です。取り急ぎ、要点のみお知らせします。
Q1 バレンタインデーの意味の認知
「愛を誓い合う日」の認知は、55%程度で変化なし
「男性から女性に花を贈る習慣がある」の認知は、今回58.7% キャンペーン前45.8%から、13ポイント近く上昇
Q2 「FV」の認知率
16.4% (170名)
Q3 「FV」認知経路
テレビ37.6%でトップ、次が店頭ポスター 35%
Q4 ロゴ等画像認知
ピンクのチラシ画像は認知率7.1%
Q5 (女性)もらったギフト
今年のバレンタインに花をもらった女性は1.2%(6名)
Q7 (男性)バレンタインの花購入経験率、購入意向
今年のバレンタインに花をプレゼントした男性 3.7%(19名)
過去に贈ったことのある男性 7.9%
クロス集計すると、今年のバレンタインに初めて贈った男性は、3名(0.6%)
過去にも今年にも贈った男性は 16名(3.1%)
Q9 花束を持つ男性への好意度
「とてもよい」21・2%、「よい」40.9%で、全体に高い
男女クロス集計すると、「とてもよい」は男性10.2%に対し、女性32・2%と、差が大きい
Q10 花束を持つ男性のイメージ
クロス集計で、はっきり男女差が出ます。
以上です。
またご連絡いたします。
青木恭子
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