夜行寝台列車の「サンライズ瀬戸」に乗って、丸亀ハーフマラソンを完走した。1時間56分59分。こんな記録では、ハーフを1時間40分で走っていた面影はないなあ。丸亀は、四国一の高速マラソンコースである。3~4年前は、1時間42分で完走した。加齢と練習不足である。
ほぼ日帰りの状態で、羽田に戻ってきた。羽田空港で飛行機を降りたら、小学館の園田さん(編集担当者)からのメールがあった。『しまむらとヤオコー』が、アマゾンのランキングで、600番台にあがったとのこと。朝刊で、拙著の広告が日経の最終ページに掲載された効果のようだ。
トラスコ中山の広報室にいる元ゼミ生の土屋剛くんから、やはり高松空港にいるときにメールがあった。「日経の広告を見て、アマゾンで予約しました!」。いまや書籍は、本屋で買うものではないらしい。
昨夜遅くに、サンライズ瀬戸の発車前に、東京駅で少々時間があった。駅前のオアゾの丸善に寄ってみた。わが著書が、(本当に)置いてあるかを確かめるためである。著者としては、配本の状態が気になるものである。
たしかに、あった、あった!平積みというほどではないが、積んではあった。ビジネス書の業界研究コーナーに、10冊ほど積んであった。
そのうちの一冊を購入した。ひとりのビジネスマンが手にとってくれたが、そのまま平台に戻してしまった。「著者ですけど、サインをいたしますが」と言いたくなった。キチガイかと思われるだろうな。
実妹の道子によれば、他の流行作家も、自作の売れ行きが気になるらしい。
わたしなど、今回が「小説」としては処女作である。だから、とくに気になって、忙しい時間をやりくりして、都内の書店めぐりをしている。これまでの専門書では、こんなことは一度もなかったなあ(笑い)。
それだけ、気合が入っているのだが。売れるといいけど、それを決めるのは消費者である。そう、いまさらながらだが、読者がすべてを決めるのである。できあがてしまった作品だから、作者にはもうどうにもならない。
長い二日間だった。しっかり休むことにしよう。2週間先に、青梅マラソン30K、3週先には、東京マラソン(フル)が待っている。、