埼玉県の女性たちは働き者だ!(この項は、タイトルを変更しました)

 頻繁にチェックしているわけではないが、アマゾンの書籍ランキングをみることがある。先週、発見したのだが、「しまむらとヤオコー」が、注文可能になっていた。出版日は、11月30日のままだった。まだ校正段階にあるので、もちろん本そのものは発送ができない。


昨日は、川越のヤオコーで、資料を返却した。夕方、川野幸夫会長にお会いできて、会社(ヤオコー)でまとめて、ついでに拙著を購入いただけるように、ご本人に依頼してみた。
 その理由はふたつである。まとめて購入すると、購入単価が下がる(大量購入による割引の適用)。二番目は、出版日の1月後半以降で、大手書店のランキングで上位に位置すると、そのあとの販売に好影響が出るからである。
 もともとが、川野会長の人生を描いた本である。全国有力書店のランキング上位に来ることは、ご本人も気持ちがいいはずである。「ヤオコーのプロモーションにもなるだろう」と説明をさせていただいた。

  その後の会話は、花売場のことについて終始した。わたしが、なんで花をテーマにしているのか?ずいぶんとこれまでも説明してきたつもりだったが、どうやら、わたしの生き方(JFMAの創設やMPSの創業)については、ご理解をたまわっていなかったようだ。
 ところが、別の面では、またしても偶然が起こっていた。ヤオコーが1994年に「中期経営計画」を策定する際に、「花の部門」を独立させていたことを知ったからである。ずいぶんと先進的な取り組みだった。それを、ご本人もご自慢なさっていた。
 たしかにそうだろう。いまから15年前。日本のスーパーで、本格的に花売場の改革に取り組んでいたのは、イオンとIYくらいだろう。そのころに、すでに「花部」を考えていたのだから、ヤオコーの川野会長はすごい。いま日本の食品SMで、内部に花部門を持っているのは、ヤオコーだけである。それも、全国のSMから注目を浴びている。

 そのために、昨日まで3回にわたって、日本スーパーマーケット協会(川野幸夫会長)のセミナーで、花のビジネスセミナーを実施してきた。昨日の最終回は、ヤオコー南古谷店と青山フラワーマーケット川越店でフィールドワークを実施した。
 現地調査には、ヤオコーの木村バイヤー(小川ゼミ7期生)が参加してくれた。打ち上げでは、川越でうなぎをご馳走になった。白焼きとうな重。二人分のうなぎを食した。美味しかった。ご馳走様!
 日本スーパーマーケット協会の内藤さん(ヤオコーから協会に出向、元社長秘書)と、木村バイヤーと、うなぎの席では大談笑となった。「埼玉(の女性)はすごい!}という話で、大いに盛り上がったのである。もちろん、ヤオコーの女性バイヤーさんや秘書の方たちが、俎上に上ったわけだが、それもよい話である。具体的な内容は、またの機会に。

 わたし自身も、埼玉県と福島県出身の女性は大好きである。素直で、しっかりもの。そして、実によく働くひとが多い。わたしと、個人的にも相性がとてもよろしい!