オランダ便り(山本清子さん): ドイツの花・野菜・果樹市場に、オランダの生産者がメンバーとして参加

 オランダの山本さんから、興味深いニュースが送られてきた。ドイツの市場(Landgard)で、212人のオランダの生産者(花と野菜)が組合員となった。オランダのフローラホランド花市場とドイツのランドガルト市場が統合したことは知られているが、オランダの生産者が組合員になったわけである。


山本さんのメールをそのまま添付する。
 
2010年6月24日 ドイツの花卉、野菜、果物生産物の販売組織であるLandgardに、212人のオランダのメンバーが参加している。組合人数は安定しており、合計数3143人がこの組織のメンバーで成りたっている。
 
オランダの組合員は、特に花卉生産に活動的に従事する人達である。野菜、果物部門では、ただ3人のみが、ドイツの販売組織のメンバーである。
 
Landgardは、2009年に会社の一部にVenloのSalomo 社を買い取り、Landgard NLをスタートした。 2009年10月に、Landgard とFloraHollandが、協同でHerongenにRhein-Maas 市場を作ることを発表した。
 
小川の解説:
今年の秋には、両国のセリシステムが統合され、共同事業会社「ライン・マース市場」が稼動をはじめることになっている。ヨーロッパは、経済危機にもかかわらず、花と野菜の市場ははげしく動いている。そして進化もしている。