5年後の花産業: 予言と虚言は、ほんとうに紙一重ではあるのだが

 JFMAの創立10周年記念セミナーが昨日、法政大学のスカイホールで開かれた。全国各地から会員の皆さんやメディアの方たち、約120名が出席してくださった。表室長(花き産業振興室)の挨拶、モーブラン氏(アクアレル・ドットコムCEO)の講演があった。一日の最後はパネルディスカッションで式典は終わった。


わたし自身の記念講演も、予定の40分できちんと終えた。基調講演については、レジュメをHPにアップしているので、多くの人はわたしの話の内容を事前に知っていたことになる。講演では、多くのコミットメントと予言を記録に残しておいた。
 
 思うに、予言と虚言は紙一重である。そのちがいは、有言実行と単なるしゃべりの差である。予見がいつの日にか実現しないのであれば、後世の人は予言者を詐欺師と呼ぶだろう。そして、予言は妄想のままで終わる。
 わたしの予言を再度、確認してみたい。会長の責任を言葉で表現してみる。何度も繰り返して書いているうちに、希望が予言に変わり、呪文(マントラ)が本当に実現してしまう。自分の人生で何度となく、そうした場面を体験してきた。
 思えば願いは叶うものだ。信じるものは、いつか救われている。

 5年後の2015年までに、日本の花産業は、
 
 ① 100店舗以上のチェーン小売業       10社
   * 量販インショップでの売場展開を含む
   * 3500万円(/店舗)×100店舗=35億円(/チェーン)

 ②全国数箇所で花生産をするチェーン型農場  10社
   *国内売上規模20億円以上
 
 ③ 開発輸入型商社              5社
   * 取り扱い規模で100億円以上
   * 輸入市場規模=500億円
 
 ④ 全国をネットワークする卸企業     5社
   * 売上規模500億円以上(~1000億円)
   * 上位5社で、4000億円
 
 ⑤花束加工業                10社
   * 取り扱い規模50億円以上
 
 そして、ネット販売を含む、
 新しいホームユース市場とフラワーギフトマーケット、
 (市場規模+2000億円)が新たに立ち上がることになる。

 同時に、復興する日本の商店街とショッピングセンターに
 すてきな花屋さんが楚々として、続々と開店する。
 例えば、京都、神戸、横浜、金沢、倉敷、仙台、札幌、広島、博多、、

 夢のような話と、思わないでください。
 わたしたちの妄想が実現する場面に、是非とも立ちあっていただきたい。