南の島へ連日のハーフ、沖縄県#44、福岡県#45

2010年度の大学院授業が始まる。午前中にプロジェクト研究の説明を行い、午後3時半のフライトで沖縄へ飛ぶ。夕刻には、那覇のスーパーホテルで、兼島学さんと会う。大田花きの小杉専務も同席するかも。


兼島さんとは、20年来のおつきあいになる。初めてお会いしたのは、80年代後半。沖縄から本土にむけて、3月のお彼岸に航空便でコギクを出荷しはじめた頃である。94年に刊行した『花ビジネスで成功する法』に、当時の上間組合長と兼島販売部長のコンビが登場する。もうひとり、園田部長のトロイか体制だった。バブルが弾ける直前。お互い30代の後半だった。兼島さんは、この間、何度が昇進と降格を繰り返した。わたしも、いくつかの山と谷を越えてきた。いまはふたりとも、客観的に見て、中くらい(笑)の成功である。できれば、最後は大成功で終わりたいものである。

 明日(4月10日)は、伊江島ハーフ。那覇からはレンタカー、フェリーで伊江島にわたる。午後のスタートだが、綱渡りである。朝8時半に、レンタカー会社がホテルに迎えに来る。
走り終わってから、夕方、最終のフェリーで那覇に戻って来る。山本会長のスーパーホテルに連泊。2泊しても、1万円でお釣りが来る。しかも、朝食付きである。
翌朝(11日)、レンタカーを那覇空港に乗り捨てる。朝一番、7時15分に福岡へ飛ぶ。11時スタートのハーフに、なんとか間に合わせるためである。海の中道ハーフは、45県目である。連続のハーフは二回目になる。
 いずれにしても、ホテルで寝坊をしたり、道路が混んで車が動かなくなったら、この細い綱は渡れない。薄氷を踏む思いだ。

 福岡でレースを走り終わったら、福岡の!湯布院温泉に入る。大分から福岡まで、お湯を運んできているらしい。以前、那須で温泉の輸送タンクローリーを見たことがある。あんなのだろうか。
お湯から上がった頃には、九州電力の大畑さんや坂口さん達が、紹介してくれた宿にやって来る。そのまま歓迎の宴会に。
九州電力が、廃熱利用でランの栽培を始めたいと、相談に来た。2007年のIFEXのとき。あれから3年。宮川洋蘭園さんなどを紹介した。
 昨年、ミニのてのりランを大畑さんが事務所に送ってきた。かわいい商品ができた。最初は、5年かかって作れればと言っていた。そんなにかかってしまったら、日が暮れる!と前倒しにプロジェクトを進めるように進言した。12日に、はじめて九州電力の温室を訪問する。子会社の九州林産が運営する温室である。来年は、販売のためのモデル店舗を、福岡の天神に出店する話しもあるらしい。楽しみである。