先週、前橋のフレッセイを訪問した際に、植木敏夫会長から帰り際に「アイスワイン」をいただいた。輸入元がフレッセイであった。そのままにしてあったのだが、昨夜、冷やして飲んでみたら、これがおいしかった。一時期、ドイツワインにはまっていたことがあったが、赤ワインが全盛になるや、やや甘口のドイツ白ワインからは遠ざかっていた。
貴腐ワインなどはもともと好きだった。どんな食事とあうのだろうか? サントリーでワインを扱っている元院生の堀英理子さんにたずねてみた。以下は、わたしの質問への返信である。
アイスワインは美味しい。でも売れません。カナダやドイツの甘口ワインの需要は下がり続けています。理由は2つで、日本人の赤ワイン信仰が定着してきたことと食事に合わせにくいことです。あうお料理は、しいてあげれば煮付けでしょうか。あとはデザート類。昔は甘いお酒はアイスワインくらいでしたが、今や「甘いお酒をちょっと飲みたい」というニーズはRTDが十分にこたえてくれるので(堀さんから)
納得でした。でも、おいしかったですね。植木会長、カナダからオルテガを輸入するとは、すごいです。感服しました。