昨晩の七夕(7月7日)は、またしても曇り空になった。織姫と彦星は、これで何年会えていないのだろうか?
先週末の7月5~6日は、熊本に取材で出かけていた。宮川洋蘭園の宮川将人くんと、ホームセンター、ロッキーの祝社長、廣瀬義征氏(元しまむら常務、開発部長)を取材するためであった。
5日の夜は、宇城市三角の蘭農家、宮川洋ラン園さんを訪問した。お父さんたちが23人ではじめた、日本でいちばん結束力が強い鉢物蘭の出荷団体である。
息子さんの将人くんは29歳。わたしの本を読んで、5年前に米国カリフォルニアのサリナスに研修に出た。アンディ松井の農場である。東京農大の4年生のときに、樋口教授の紹介でわたしを直接訪問した。米国研修から帰国後は、親父さんとは違う路線で、ミニのランを生産している。980円のかわいいテーブル蘭である。頑張ってほしい。
翌日の午後からは、水前寺公園前レストランでインタビューになった。これは、6時間にも及んだ。お相手は、広瀬元しまむら開発部長(常務17年)。これまででもっとも長いインタビューだった。現在は、熊本のホームセンター、ロッキーの副社長である。しまむらをやめたあとで、群馬のHCセキチューで専務として15年。その後は、請われて熊本のロッキーで10年。この事業もおもしろいのだが、書かないでほしいということなので、今回はここまでである。
しまむら時代の話は、連載のなかで書くことになる。なかなかおもしろいインタビューであった。藤原さんや後藤さんなど、現役で活躍している人の話とはややちがった、しまむらの姿が見えた。