先ほど東京に戻ってきた。土手の桜は部分的に散り始めている。一昨日、合宿からそのまま京都嵐山へ。娘の家から歩いて10分のところに渡月橋がある。コーヒーを飲みながら、かみさんとふたり桂川べりを散策した。昨日は、神戸ポートアイライドにて息子一家と桜を見て、夕方は鶏ぼんぼんにて焼き鳥。
小川家は、どういうわけか、関西在住者(京都、神戸)が多い。そして、サービス業とりわけJR関係者(JR東海とJR西日本)が半分を占めている。先月、無事に白内障の手術を終えた。なので、1月に生まれた孫(諒くん)の顔を見に行くことが主目的だった。目の回復具合に見極めがついたので、2週間前に急いで決めた旅だった。
このシーズンは、関西方面のホテルが込み合っている。桜のシーズンだからだが、神戸シェラトンの予約がタイミングよくとれた。しかもディスカウント価格で。長女が嵯峨嵐山に家を購入したので、京都では宿泊の心配がなくなった。いつでも出かけられる。せっかくなので、嵐山での観桜会を企画した。
桂川のあたり、渡月橋を挟んで、駅に近い方の岸を散策した。雨が降っていなければ、橋を渡ることも考えたのだが、向こう岸の桜はまだ5分先くらい。こちらの岸だけにした。お土産物屋さんもコーヒーショップの中にも、いつになく外国人の客が多いのは驚きだった。
確かに、世界中から日本に花見にやってきている。それは本当で、日本人は3割もいない。とくに京都だからだろうが、東京も九州も同じようなものだろう。日本中に花見の名所はある。
長女(ともみ)と長男一家4人(ゆう、なお、さら、りょう)の安否を確認して、いま新幹線で大学にもどってきた。
これから、大学院の新入生ガイダンスがはじまる。今年の入学者は70名。過去最高の人数だ。定員60人を大幅にオーバーしている。これから、9月入学の外国人(英語クラス)もいるので、新入生は80名近くになる。ともかく仲間がたくさんいることはいいことだ。どんな学生が入学して来るのだろうか?教育の密度が薄まらないようにしないといけない。
本日から学科長に復帰する。ビジネススクールの校長先生だ。この役回りは、要するに挨拶係だ。わたしが一番苦手とする仕事である。最後の御奉公だと思っている。それにしても、花冷えの一日になりそうだ。