2日前(5日)のHPに、「年始に挨拶を交わすのは、どうやら日本人だけのようである」と書いた。日本の習慣のほうが例外的だと思ったのは、東南アジアの旅行で、実際にクリスマスと新年の行事が「一緒に」なっている様子を見たからある。
タイでもベトナムでも、そして中国(昆明)にいても、26日をすぎても(少なくとも29日までは)、ホテルやレストランのウエイトレスは、サンタクロースのコスチュームを身にまとい、赤い帽子をかぶっていた。この光景に違和感を覚えたのは、たぶんわたしたちだけだったろう。
いつまで続くクリスマス! そうは思ったが、タイのレストランでは、店のネオン看板が「Merry Christmas and A Happy New Year」そのままである。新年がはじまって数日間は、この看板が外されることはないのだろう。ふたつの行事には境目がない。というよりは、クリスマスが新年の始まりなのである。赤い帽子が自然なことに、帰国してから、ようやく納得しはじめたわけである。しかし、季節の感じ方が、こんなんでいいのだろうか・・・ 日本人だけはせめて・・・