ガイアの夜明け(4月18日放送)印象のまとめ

 一昨日放映された「ガイアの夜明け」について、10名ほどの方からメールでの感想をいただいた。


小川の友人約400名と法政大学の学内メール(広報の松井課長のご厚意)で予告配信したので、少しは視聴率がアップしたはずである。
 番組がはじまる直前(9時すぎ)まで、出演者の井上社長(青山フラワーマーケット)とお茶の水の「山の上ホテル」のバーで飲んでいた。岐阜大学の福井先生、ミヨシ種苗の三好副社長も一緒だった。4人とも、フォアローゼズ・ブラック(バーボン)のロック(ダブル)を浴びるように飲んだ。わたしはやや飲み過ぎて、番組がはじまる直前に帰宅することになった。翌日は二日酔いで気持ちが悪かった。
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 さて、友人たちの一般的な感想を整理してみる。意見はふたつにわかれている。もっとも典型的だったのは、つぎのような意見である。花産業の周辺事情に詳しい一般人に多い意見である。 
 「昨夜ガイアの夜明け見ました。キリンさんの戦略と中国の生産者の動きが分かって面白かったです。張さんのコピー品生産者との合意の部分はダイナミックな映像でした。あえて言うと、もう少し青山FMについて取り上げてもらえばなおよかったですね。」(Oさん)
 青山フラワーマーケットとキリンアグリの組み合わせには、やや無理があることは分かっていた。井上社長のところだけで、当初は番組を制作する予定であったが、青フラだけで一時間を持たせることはむずかしいという判断になった。結果として、品種権を巡る世界との戦いというテーマに主要な流れは切り替わることになった。
 ただし、一般消費者のかたは、キリンが開発した花そのものに興味を示してもいた。元気な花やチェーンが存在することや花業界そのものに興味を示してもらったのはよかったのではないか。番組をみたある女性からは、こんなメールもいただいた。
 「昨日のガイアよかったですね。小川先生はどんな感じでご覧になりましたか。あのグリーンの菊(マム)は今日たくさん売れますね。見越して、準備しているのか、特別に大量生産しないのか気になるところです。私は買えないとなるとどうしても欲しくなります。そんな女性多いはずです。」(Tさん)
 翌日、キリンビールの松島社長(5月1日からはJFMA専務理事)とも電話で話しをした。番組放映は、キリンと青フラにとっては、非常にプラスだったという意見であった。その意味では、番組の制作を支援したわたしたちの努力は充分に報われたと思う。
 もうひとつの意見としては、玄人筋にはややものたりないというものであった。このへんは、致し方ないところもあった。かならずしもわたしたちが部分のコンテンツや全体テーマを決めることができる立場にはなかった。次回につづく広報活動では、もうすこしきめ細かに報道側をコントロールしていきたい。