連休中の4月30日に、生まれて初めてヘリコプターを操縦しました。茨城県の下妻にあるヘリポート(後述)から東京上空まで、往復45分ほどの空の散歩でした。
4人乗りのヘリコプターのチーフパイロットは、テレビ番組にもしばしば登場する「曲乗り世界チャンピオン」の青山操縦士。法政大学ボアソナード・タワーの上では、ほんの一瞬ですが・・・ヘリコプターの操縦桿を握らせてもらいました。当日、東京上空では強い風が吹いていたので、冷や汗ものでした。
ヘリコプターは、上空500~600メートルを飛びます。成田や羽田に大型ジェット機で離着陸するときに見る地上の風景とは、またちがった景色が楽しめます。小型ヘリコプターから見る関東平野は、水をたたえた深い緑色の鏡のようです。ヘリコプターの影が地上に黒く映ります。その動いている感じが、不思議となんとものどかなのです。
東京はだだっ広いところです。空を飛んでみての感想です。しかし、茨城から東京都心までは意外と近く。びっくりしました。上空からだと、当たり前のことですが、茨城と東京が直線距離で結ばれるので、わずか15分ほどで東京上空に到達します。市ヶ谷の法政大学まで、操縦桿を制御して方向を定めてどんぴしゃり、ボアソナードタワーまでヘリコプターを持って行くことができました。
東京駅の上を大きく旋回させて(これはさすがに私には無理で、チーフパイロットの青山さんが操縦しました)、45分ほどで下妻のヘリポート基地に戻ってきました。内緒ですが、実はわたし、ヘリコプターから降りたとき膝ががくがくでした。