【9月の北海道ツアー】初めての花咲線と夕焼けノロッコ号(今秋10月で引退)

 本日(8月15日)は、わが国が太平洋戦争で無条件降伏した日である。終戦から81年が経過して、太平洋戦争の位置づけと、日本国の戦争責任論に少しずつ変化が見られる。誰が見ても、わが国が1941年12月8日に無謀な戦争に突入したことはまちがいない。
 しかし、日本側の一方的な戦争責任論に対する疑義(開戦10年前から米国が日本を潰すためのオレンジ計画を練っていた事実や、原子爆弾を日本に投下する準備をしていたこと)と、A級戦犯(東条英機など)に対する再評価が、少しずつだが新しい世論を形成している。
 それにしても、いつもながら、8月15日は、歴代の総理が靖国神社に合祀するかどうかが話題になる。中国や韓国だけでなく、世界中のメディアがいまや日本の再軍備を注視している。

 さて、朝からいろいろと調べて、「2026年北海道取材・観光ツアー」(2026年9月17日~20日)の行程表が完成した。前半の9月17日(木)~18日(金)の午後までは、某食品メーカーの新店舗の取材で二日間、元院生と札幌市に滞在する。滞在は、赤レンガテラス近くの「札幌グランドホテル」。わたしは、札幌でもっともオーセンティックなこのホテルに連泊することになる。
 翌日(9月18日)、2日目の取材が終わると、札幌市郊外の長沼町に移動する。北海道を代表する花生産者、「北の純情倶楽部」の堀田強さんをインタビューするためである。レンタカーで、午後15時ごろに、堀田さんの農場に到着する。インタビューの時間は、約90分を予定している。
 訪問の目的は、『JFMAニュース』のトップインタビューの取材のためである。数年前からお願いしていて、やっとこさ実現できた。ただし、残念なことに、北の純情倶楽部のメンバーの二人が、この間に亡くなっている。
 堀田さんは、昭和26年(1951年)の生まれである。今年10月に、わたしも後期高齢者の仲間入りをすることになる。わたしも堀田さんも75歳で、どちらも「うさぎさん」である。三豊園芸の前川茂さん、セントラルローズの大西隆さんなども、うさぎさんチームのメンバーだ。

 明けて3日目、9月19日(土)は、知床斜里町の武藤香苗さん(花屋さん)を訪問することになった。偶然の訪問予定ができたのは、つぎのような「シミュレーション」から始まったことである。
 仕事場からの連続で、せっかくだから少しだけ旅行してみたいと思った。まずは、札幌から道東に向かう特急電車「おおぞら3号」の時刻表を調べていた。この列車は釧路駅から花咲線に接続する。「おとなの休日倶楽部」の記事で、花咲線(釧路~根室)の特集をしていたので、9月に札幌に行ったら、ついでに花咲線に乗ってみたいと思っていた。
 時刻表を検索していたら、札幌発8時52分の「おおぞら3号」は、釧路到着が13時20分。到着したところで、その先は花咲線で根室まで行って、すぐに釧路に戻ってくればよい。しかし、北の網走方面に走ると、つぎの電車が接続するタイミングが絶妙である。
 釧路発14時13分の「しれとこ摩周号」に乗れば、知床斜里着が16時37分。そうか、武藤(香苗)さんに電話してみよう。知床斜里駅で降りて、ホテルかペンションに泊まる。もしかして、武藤さんはフリーかもしれない。

 そんなわけで、9月20日(日)は、当初電車で移動する想定が、車での移動に変わることになった。当初に考えていた電車の旅が一部、武藤香苗さんとのオホーツクドライブに切り替わったのである。
 武藤さんに電話して、「根室の先、納沙布岬に行ったことがない」と伝えたところ、「それでは、わたしが車で斜里町から根室までご一緒しましょう」(武藤さん)となった。実は武藤さん自身も根室の近辺が好きで、途中でわたしを連れていきたい場所が、納沙布岬の他にもあるようだった。
 そして、わたしが希望を伝えたところ、「花咲線乗車体験」を実施することになった。JR根室本線では、根室発13時36分で釧路行きの各駅停車が走っている。釧路着は16時3分だが、武藤さんの提案は、いくつか先の駅でわたしは下車してしまうことだった。武藤さんが電車と並行して走り、わたしをどこかの駅でピックアップする。
 わたしが、秋田縦貫鉄道線でやっている方式だ。一人がレンタカーで鈍行列車と並行して走る。たとえば、鷹巣発の各駅停車の列車に乗って、「森のテラス」がある桂瀬駅で待ち構える。この方式を採用することにした。花咲線体験乗車は、秋田縦貫鉄道方式で確定した。

 最後の贅沢は、今年で引退することになる「夕焼けノロッコ号」に乗ることである。
 花咲線のどこかの駅から、武藤さんの車でノロッコ号の始発駅である塘路(とうろ)駅に移動する。「夕焼けノロッコ3号」は、17時2分に塘路駅を出て、釧路に17時32分に到着する。乗車時間は、わずか30分間。湿原の中をオープンに走るから、それでも十分楽しめるだろう。
 釧路湿原を走るノロッコ号を下りてからは、空港行きのバスに乗って「たんちょう釧路空港」に移動する、乗車時間は約45分。JAL544便で、たんちょう釧路空港発19時50分に飛び乗る。羽田空港着が21時35分。この便は、すでに予約済みだった。
 さて、この通りに実行できるだろうか? わたしが作った行程表は、かなりタイトなスケジュールになっている。最初の2日間も、ずいぶんたくさんのイベントが詰まっている。

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