【柴又日誌】#238:わが町に「バーガーキング」がやってきた。

お知らせ

 京成線の高砂駅は、あまり知られていないが、交通の結節点にある便利な場所である。羽田空港まで特急電車で56分(京成押上線経由)、成田空港までは47分(スカイアクセス線経由)。京成上野駅まで23分(直通)、東京駅(日暮里経由)までは34分である。

 国内外の主要都市まで、電車の便はすばらしく良好だ。その便利さに、引っ越して初めて気がついた。海外出張や国内の取材などが多いわたしにとって、この街に住んでいることは相当なアドバンテージになっている。詳しく路線図を見てみると、京成本線(都営浅草線)の他に、北総開発鉄道線と京成金町線が高砂駅に乗り入れている。乗降客数はそこそこあって、金町方面への乗換駅(千代田線、常磐線)にもなっている。
 それなのに、京成高砂駅周辺は、住宅地としては意外に人気が出ていない。北口も南口のどちらも、駅前にバスや自動車が乗り入れられるロータリーが充実していないことが、不人気の一番の理由である。それに加えて、この町に住んで感じるのは、全国チェーンの飲食店が皆無なことである。昔は、マクドナルドがあったと聞いてはいるが、いま全国チェーンの飲食チェーンであるのは、吉野家と餃子の王将くらいである。

 ところが本日、うれしい事件が起こった。「バーガーキング」が、駅前のバス通りに開店したのだ。高砂駅から歩いて2分。二階建てで、孫の穂高がカウントしたところによると、2階の客数は53席、1階は28席。建物は奥行きがあって、二階席もゆったりしている。
 念願のハンバーガー店ができて、家族みんなは大喜びである。情報が入ったのが1ヶ月ほど前で、オープンの日が待ち遠しかった。子供たちは、どんな情報の経路かは知らないが、マクドナルドがワンオペでハンバーガーを作るのに対して、バーバーキングは3人で一個のハンバーガーを作ることを知っていた。
 
 開店初日の昨日は、浜松町の自由劇場で劇団四季の「王様の耳穂ロバの耳」を観てから、二人のお孫たちと一緒に、開店したばかりのバーガーキングに入った。開店初日にしては、それほど混雑していない。イートインの座席がたくさんあるのに、ほとんどがテイクアウトのお客さんばかりだった。
 店内で食事をしているのは、10組程度。15分くらいの待ち時間で、家族6人分のハンバーガーセットをゲットできた。精算金額は、4850円也。一人当たり800円だから、思ったほど高くない。なつかしいワッパー中心のセットで、わたしは大好物のオニオンリングの入った辛いワッパーのセットを頼んだ。
 
 写真は、バーガーキングの入口の看板である。ファーストフードの有名ブランドにしては、間口が狭く、初日の混雑がそれほどでもなさそうだった。だから、なんとは無しに採算面が気になる。キッチンでは垂らしている従業員は5人ほど。フロアーには、あまり気が利かなそうな男子がせっせと掃除をしている。
 せっかくできた店なので、すぐには撤退しないよう、わたしたちは時々はお客さんにならないといけない。昨日は、家族でそう話し合って、バーガーキングを応援する家族会を結成することにした。個人的にも、マックよりバーガーキングが好きである。
 ロッテリアがゼッテリアになり、サントリーが運営していたファーストキッチンがなくなった。残ったバーガー店では、モスバーガーとフレッシュネスのみ。ウエンディーズはまだあったかな?
 
 高砂に進出してきたバーガーキングで、マクドナルド一強の時代に風穴を開けてほしい。数年前に亡くなった、マクドナルドの「V字回復の立役者」の下平副社長(日本マクドナルド)には申し訳ないが、高砂駅前に進出したくれたバーガーキングをわたしは応援することにした。

 

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