5月から2か月間で、2章から6章まで執筆を終えた。これは、これまでの新記録ではないかと思う。約13万字(単純計算で、一日当たり約2千字)。ふつうは1千字だから、予定より4か月ほど早い進行である。その結果、2027年3月の刊行を目指していたのが、今月中旬には第7章(解説部分)を脱稿できそう。2026年の年内には、遅くとも新年2027年の1月には本屋に並べられる。
最終章(7章)を除いて、仮原稿をインタビュー相手(企業)には送付してある。それが戻ってきたら、書籍刊行までは半年を切る。
今回(続報)は、本の「もくじ」と最終章で登場する「立派な社長さんたちが誕生するため」のいくつかの環境仮説を紹介してみたい。後者は、第7章のコンテンツでもある。
小川孔輔著『社長はつらいよ』(光文社新書)
2026年12月刊行(希望)
新書版:225頁(予定)
定価:千円(税込み、予定)
初版:8千部(予定)
【章立て】
第1章 「社長の履歴」大研究
世の中の社長の類型とその特徴を小話で
2章から6章までは、★各類型の社長さんの誕生物語
第2章 「藍より青し、父から息子への事業承継」(★後継経営者)
長沢ベルト工業社長(長澤猛臣氏) 佐嘉平川屋社長(平川大計氏)
第3章 「ミッション・ドリブンの社長業」(★プロ経営者)
ロッテ・ホールディングス社長(玉塚元一氏)
4章 「カリスマ経営者が去った後で」(★サラリーマン経営者)
劇団四季社長(吉田智誉樹氏)
5章 「TOFUでアメリカ大陸と目指す」(★娘婿の社長)
相模屋食料社長(鳥越淳司氏)
6章 「タイトル未定」(★創業者社長)
青山フラワーマーケット社長(井上英明氏)
7章 解説 社長業はなぜつらいのか?
・社長たちのエコシステム(3つの事例)
・社長誕生の条件(5つの仮説)
・社長業のリスク回避策
【本書の特徴】
①5つのタイプの社長さんたち6人をロングインタビュー
②生い立ちから社長になるまでの「社長誕生物語」を
③友人である著者が、短編小説風に書き下ろした
④一人称ビジネス書で、著者自身も作品中に登場する。
・「とてもつらい」劇団四季 吉田智誉樹(よしだ ちよき)さん
【7章:環境仮説】
社長が誕生しやすい環境がある
【環境仮説①~⑤】
① 同級生仮説 ABCクッキングスタジオ(志村なるみさん)
若いころに、自分の身近にその分野で№1の同級生がいると
(サッカーや野球、研究分野)、本人が一流の社長になれる
可能性が高くなる。
② 良妻賢母仮説(マザコン仮説)
成功した起業家(例:小林佳雄氏、川野幸夫氏、正垣泰彦氏)は
全員が「女傑」の母親の影響を受けてきびしく育れられている。
商才に長けた母親が目の前にいると、成功確率が断然に高くなる。
具体例 「株式会社ムロオ」(広島県呉市) 山下俊一郎社長
③ 裕福な生家仮説
旅立ち(1.5世代) 生家が裕福であるという条件
「かわいい子には旅をさせろ」(裕福な家庭でないとそれはできない)
例:柳井正氏(学生時代にヨーロッパ放浪、アメリカでGAPを見ている)
小林佳雄氏(物語コーポレーション創業者、アメリカ語学学校に留学)
お母さんが事業家でいま101歳
国内ではダメで、海外で鍛える。ex。高校時代にスイスの寄宿舎へ
④ お坊ちゃま仮説
人に嫌われない性格(玉塚元一さんや井上英明さん)。
人間関係で外連味(けれんみ)のない性格(お坊ちゃま力)、
必ずしも金持ちというわけではないが、「育ちが良い子供」は、
能力は70~80点でも、マメな性格が功を奏することが多い。
⑤ 中小企業の再生仮説
小さな会社はリストラができる。大きな会社はそれができない。
他人の窯の飯を食べて「旅をしてきた後継社長」は、
攻撃力と守備力の両方の面に強い(破綻処理の経験を持っている)
事例:奈良の花店チェーン「花恋人」の野田将克社長
「ホワイトスペースの発見」(ポジショニング戦略)
「シュリンク&グロー」という再生ための方法論
【社長たちの地雷原】
社長として成功者がコケてしまう例
①ファミリー企業の呪縛(新浪剛史社長は気の毒だった)。
ファミリー経営に問題があることを知った新浪さん
実力でローソンやサントリーを伸ばしていたのに、
補足:ファミリービジネスの実態や運営の難しさは、
外から見て業績が良くても、本当のことはわからない
(事例:ミツカンやサントリーの裏側)。
② 起業後のリスク(株式の保有比率)
岩田彰一郎氏の悲劇(大株主ヤフーとの確執)
教訓:創業者は株式保有比率を薄めてはいけない
こんな感じの本になります。
今回は、わたしは物語の語り手に徹しています。
定年後に本格的に目指してきた「ノンフィクション作家」に
取り込み始めたプロセスの第2段階の完成形をごらんください。
*9月に入って校正ゲラが上がってきたら、
拙著『社長はつらいよ』を予約販売したいと思います。
小川のサイン入りです。お値段は千円(送料込み)。
そのときは、よろしくお願いします。
*10万部の大ヒット作品になることを狙っています。
従来の発売部数(売上)の最高記録は、
① 『ブランド戦略の実際』(日経ビジネス文庫、1994年)の5万部、
② 金額的には、『マーケティング入門』(日本経済新聞、2090年)で、
13刷で8千万円(推計)。両方の記録が破れますように、、、


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