【走る!】原稿締め切りまであと3日(『DIY協会報』2025年新春号)

 先ほど、個人のインスタグラムに、「明後日まで遅れていた原稿を完成しなければならず。予定していたマラソンのレース「上野の森ハーフ」をスキップして終日、仕事です」と書いた。日本DIY協会から半年に一度、協会の雑誌パンフレット『DIY会報』のために、これまで約10年間、連載の原稿を依頼されてきた。
  
  2025年新春号への寄稿には、「野の花産業の静かな拡大(仮)」というテーマを予定している。園芸植物の世界では、いま3つの変化と2つのトレンドが進行中だ。
 3つの変化とは、
 1.コロナ禍で盛んになった室内外の園芸活動が停滞(DIY協会のデータで確認できる)、
 2.ビザールプランツ(珍奇植物)の交換市場が隆盛(先日の長谷講師の講演録から)、
 3.オミナエシやフジバカマなどの野の草花、あるいは、サクラや花桃の枝物の需要が静かに増えてきている(菅家さんからの紹介で、常陸大宮市の枝物産地訪問記から)。
 こうしたトレンドの背景にあるのは、
 ①大量生産で流通している植物に対する嗜好の変化、
 ②気候変動と国際的な植物取引の持続可能性の喪失。
この2点である。

 本日は、原稿を書き始めて6時間が経過。米国南部テキサス州で草花栽培をしているアーノスキー夫妻の紹介記事(2005年7月25日)と、全米草花生産者協会の成り立ちについて書いたところで中断になる。久しぶり(3日ぶり)の原稿書きで疲れてしまった。
 京都の娘と2日間、連夜の大酒飲みに付き合った。林さんご夫妻と山科の日本料理店「きときと」と、ともみとふたりで、二条城近くの和食店「かぐら」。どちらも大収穫だった。そんなわけで、楽しい旅の後には、きびしい仕事が待っているものだ。
 

 

コメント