出版の打ち合わせで、2か月ぶりで「ワークマン」の上野オフィスを訪問した。今回の目的は、アンバサダーさんたちに会うことだった。とんな人がどんな分野で、商品開発や販促活動に社外から関わっているのか、知りたかった。
4月の打ち合わせのとき、「アンバサダーさんを何人か紹介してください!」が、わたしから林部長のお願いだった。決算発表の準備などもあり、それが2か月先の6月に延びた。昨日、6月14日に3回目のオフィス訪問になった。
前回は、濱屋さん(サリーさん)にお会いできなかったが、今回は、サリーさんの他に、2人の方にお会いできた。「100均大好き主婦、キャンプへ行く」の”いく子さん”(日向志保さん)と、「バイク乗り」の”大屋雄一さん”(OFFICE UNLIMITED)。
大屋さんは、フリーランスのライターで、バイク雑誌などに寄稿している。同業者の物書き。しかも、懐かしの市川市在住(市川工業高校~日大進学)。高砂のわが家からは、電動自転車で環状7号線を南下すると、30分もあれば到達できる距離にお住まいだった。
わたしは、いままでバイクに乗ったことがない!。お友達になりたい方だった。打ち合わせ場所の中華料理店@上野駅近くで、わたしの「バイク初体験」について、二人の間である約束をして帰って来た。かみさんにバレないようにするため、約束事が何だったか?は、内緒である。
サリーさんと一緒に、ワークマンCMで出たことがあるという。そのときの写真を見せてもらった。大屋さんのバイク乗り、なんともかっこうが良い!
もうひとりアンバサダーのいく子さんは、100均とキャンプの担当。林部長と「キャンドゥ」(リアル100均)の価格戦略について、延々と解説をしてくれた。わたしは、高砂駅前のダイソーしか100均一は知らないので、二人の話は新鮮だった。
ワークマンの事務所から中華料理店に行く途中、ずっといく子さんと一緒に町中を歩いた。道すがら、わがインスタのフォロワー数(2.2万人)の話をした。「フォロワー、少ないんです」とのいく子さんに、わたしからのアドバイスは、「わたしのようにマメにコメントに返信していると、時間を無駄にするから、ほどほどがいいですよ」。
いろんな引き出しをお持ちの方のように感じた。また、お会いしたいと思った。というか、「突っ込みがいがありそうな気配」を感じ取った。
林さんからは、書籍の企画に関係する社員のかたを、ご紹介いただいた。伊藤麿耶さん(広報部、マーケティング企画戦略)と丸田純平さん(営業企画部マネジャー)。
丸田さんは、アンバサダーたちの窓口担当。これからお世話になりそうだ。伊藤さんは、広報担当だが、九州は福岡県の出身。伊藤さんには、たいへんに失礼なことを言ってしまった。北九州地方の女子に関して、わたしの思い込みを口に出してしまったのだった。
わたしは秋田県の出身である。実妹も含めて、秋田生まれの女性は美人が多い。でも、自分が美人かどうかについて自信がもてない女性が多い。むしろ、「秋田出身の女子であることに対して、彼女たちはプレッシャーを感じている」という統計データを見たことがある。
それに対して、北九州出身の女子たちは、とりわけ博多近辺や久留米市の出身者(代表が松田聖子さん)は、自身の美貌に対して、露ほどの疑いをもっていない。しかも、実際も美人である確率が高い。伊藤さんも、サウナ好きの美人さんである。
こんな話をして、以下のような、本の企画については、ほんんど話さないまま、会食の夜は暮れていった。
以下は、かりそめに、4月にわたしが書いた企画書である。状況は少し変わっているかもしれないが、記録のために残しておく。
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林知幸・小川孔輔著『アンバサダー・マーケティング(サブタイトルに、ワークマン)』
企画書(出版社未定)、2024年4月16日(作成者:小川孔輔)
1 全体の構想
・2012年~ワークマンの躍進(前史、創業者の土屋イズム)
・大躍進を支えてきた組織経営(土屋哲雄専務)
・マーケティング面での革新(後述)
・業態ブランドの展開
ワークマンプラス、#ワークマン女子、その後のストアブランド展開
2 本書のコンセプト
・マーケティングの側面で、2つの革新に着目
(1)製品開発の革新(商品開発の先駆者たち)
(2)SNSを活用したコミュニケーション
新しい手法(情報伝達の仕組み改革)
(3)社外の知恵(アンバサダーの登用)
(4)その他
3 構成
・ワークマンの歴史
・マーケティング理論からの分析
・事例(1):サリーさん
・アンバサダーの進化論
・事例(2):データ分析
→ ご相談
4 課題
・執筆の分担
・ワークマンの関与
・販売支援
・タイトル、テーマの位置づけ
・出版のタイミング
5 役割分担
・要相談
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