本日、JFMAアフタヌーンセミナーで、横浜花博2027事務局の立花隆一さん(サントリーから出向)が、横浜花博の展示について講演をしてくださいました。テーマは、「横浜花博2027 最新情報!」。立花さんの今の職位は、「公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会」の「展示出展部 審議役」でした。
2年前に、横浜花博の事務局からJFMAの会長として、ヒアリングを受けました。当時は、さかたのタネ、横浜植木から出向者が出ていて、事務局は電通が請け負っていました。さすがに、今回は、電通が事務局からは外されたようです。
先ほどのプレゼンを聞くと、そのときのアイデアがたくさん実施計画や会場デザインに盛り込まれていました。これは、相当に嬉しいことでした。いいアイデアが、いくつか紹介されていました。日本らしい博覧会になりそうです。
約一時間の講演では、過去の国際花博の事例(オランダ2022と北京2019)を紹介したあと、2027年の横浜花博の概要とコンセプトの説明になりました。植物と人間の幸せを連携させてテーマがコンセプトでした。GreenとHappiness。
個人的に興味深かったのは、100ヘクタールの土地がまだ横浜の北側に残っていたこと。米軍に接収されていた大きな土地が返還されたときに、森の樹木がほぼそのままの形に残されていたことでした。貴重な武蔵野の外縁にある自然の風景です。
そこで、4年後に博覧会が開催されることは感慨が深いです。というのも、2015年ごろ、当時埼玉県知事だった上田さんに、ヤオコーの川野会長を仲介で面談を申し込みました。結果は、埼玉県で実現したかった「東京花博2024」は、実現できませんでしたが、代わりに、「首都圏3都県で最初」の博覧会が横浜で開催できることになりました。
立花さんの話を聞いて、個人的に展示スペースに出展してみたくなりました。これまでは、自らのアイデアで展示会に出展したことはありません。IFEX(国際フラワーEXPO)の場合は、主催者側でした。しかも、リードジャパンとの共同開催でした。やれることにも制約がありました。
今回は、まったくのフリーです。原則は、出展料が無料です。アイデア勝負かもしれませんが、園芸業界に対して最後の社会貢献になるやもしれません。2027年までは、そうにか健康でいられそうではあります。
やってみようかな。2027年横浜花博の展示スペース。そうかなと思いました。