IM研究科、第2回入試面接試験で

 台湾から帰国後も、午後から毎日出勤している。こんなビジーな状態は、精神衛生面であまり好ましくない。加えて、砂糖(お菓子)とランニング(汗)が欠如すると、すこぶる機嫌が悪くなる。本日は、翻訳の第11章(神田君担当)をチェックする。


これで、やっと翻訳のチェックが全て終わる。長いプロセスだった。タイトルは、『異文化マーケティング』から『異文化適応のマーケティング』に変えようと思っている。ピアソンの担当者からは、『異文化間マーケティング』が提案されている。

 昨日は、IM研究科の第二回入試だった。全体のとりまとめと、面接官を担当した。27人の応募に対して、合格者は20名である。外国人留学生(中・韓)が、その中に数名混じっていた。優秀な学生とそうでもない学生の混合である。
 一時期のように、留学ビザが欲しくて応募してくる学生は減っている。本当に、法政大学のIM研究科で勉強したくて留学してくる社会人に、応募者がしぼられてきた。わたしたちが来てほしい学生像がきちんと世間に伝わっているから、よいことなのだろう。
 日本人学生で顕著なのは、「一年制志願」の学生が増えてきたことである。例えば、後継者に抜擢されたが、理科系の出身である。そのため、経営がわからない。1年間の速成で経営を学びたいなど。
 一時期は、働きながらゆっくりとMBAを取得したいが主流だったが、本学の特徴は「一年で10年の差をつける」である。そこに反応して応募する学生が増えてきたのである。環境がきびしいと、そのようになるのだな。開学の狙いがしだいに浸透してきている。

 さて、本日も出勤である。日曜日の休みがないのは、疲れる原因である。キリストが、休息日を設けてくれたのは、人間の生理からきているのだろう。出勤の時間が迫っている。本日から、忘年会がスタートする。