ランナーズ賞2023、誘われて授賞式に参列

 台風13号が関東地方に接近している。その中で、本日17時から、ランナーズ賞の授賞式が渋谷のセルリアンタワーで予定されている。予定通りに、セレモニーは実施されるようだ。夕方には、渋谷の会場に参列するつもりでいる。それにれしても、これからさらに雨風が強まりそうだ。

 

 2018年から4年間、株式会社アールビースの社外取締役を務めた。昨年の秋に、同社がアシックスの子会社になったのを機会に、社外取締役を降りた。その後も、『月刊ランナーズ』でお城マラソンのプロモーション記事へ寄稿するなど、アールビースの仕事には間接的に協力をしてきた。

 この度、4年ぶりでランナーズ賞が復活することになった。夏前に、アールビースの橋本元社長から連絡があり、復活になった授賞式に参列することになった。年末から、ランナーズ賞の事業運営を担当している公益財団法人ランナーズの理事に就任する予定になっている。

 その顔合わせで、渋谷の授賞式会場に招集されたのだろうと思う。この一年間、走ることからやや遠ざかっていた。お声をかけてもらえるのは、ひとりのランナーとしては幸せなことだ。

 

 ちなみに、1988年から、ランナーズ賞の選考が始まっている。コロナによる3年間の中断を経て、今年で33回目になるらしい。過去に一度だけ、授賞式に参列したことがある。選考委員長は、元ランナーの増田明美さんだった。

 今年の受賞者には3人が選ばれていた。石井好二郎さん(京都・59歳)、坂本雄次さん(神奈川・75歳)、弓削田眞理子さん(埼玉・65歳)。とりわけ尊敬するのは、弓削田眞理子さんである。60代の女性で、世界で初めてサブ3を達成したランナーである。当然のことながら、60歳代の世界ランキングのトップでもある。

 そのほかのお二人も、市民ランナーとして日本のマラソンの発展に貢献された方たちである。お会いできるのを楽しみにしている。