ひと枝の「湯上り娘」に、例年は80~90個の枝豆。ところが、今年は95個も豆がついていた。

 ローソン加盟店MO(複数店舗オーナー)の余田さんから、茶豆が届いた。余田さんは、新潟の出身である。「去年までの枝豆農家さんが高齢で生産をやめたので、今年は違う生産者のところから送りますよ」と言っていたのが、先月の半ばごろ。本日、冷蔵便で届いたトロ箱には、「くろとり茶豆」とブランド名が書いてあった。ネットで検索すると、「サンクスファーム黒鳥」のブランドらしい。

 

 このシーズンは、ビールに合う枝豆が美味しくなる季節だ。昨日、「長岡の花火」を観覧するために、イオン長岡店の屋上からフェニックスやらスターマインやら、大輪や10連の打ち上げ花火を楽しんだ。その花火の会場で、ビールのつまみに売られていたのが、新潟特産の茶豆だった。

 しかも、である。一緒に花火を観にきた塩原くん(元ヤオコー青果部長)によると、「量販店の駐車所で売っている枝豆としては、かなりレベルが高い!」との専門家の評価だった。そもそも彼は、屋台で売っているのだから、「中国産の冷凍品だ」と思って買ったらしかった。

 新潟県、とりわけ西区の黒崎地区は、枝豆の一大産地である。どんな枝豆を入手しても、ある程度のレベルはキープしているという証拠だった。そんなこともあって、冷蔵便で届いた「くろとり茶豆」でビールが楽しみである。しかし、今夜はアルコールを抜かねばならない。明日の朝10時に、金町消防署で入団2年目の健康診断を受診することになっているからだ。

 去年10月、入団のための健康診断では、すべての検査項目がA評価だった。この10年間、絶えてなかったことである。願わくば、今年の再検診でも、全項目をAでコンプリートしたい。検査前日の本日は、当然のことながら、アルコールは朝から抜くつもりでいた。

 そこに新潟から枝豆が到着したというわけである。ちょっと残念ではある。また、明日のお楽しみなった。

 

 白井に住んでいたころも、引っ越したいまでも、ご近所さんでこの時期は枝豆が売られている。白井や鎌ヶ谷では、農家さんが直売所を開いている。かみさんが車で白井に歩きに行った帰りに、直売所から通り道で枝豆を買ってくる。また、近くの田中農園さんでは、朝から枝豆を朝どりの販売している。義娘のアズちゃんやかみさんが、歩いて農園まで行って、泥付きの「湯上りむすめ」を持ち帰ってくる。

 孫たちも農家のおばさんたちと、顔見知りになっているらしい。いずれにしても、こんな都会のど真ん中に農園があることがびっくりである。近所で美味しい枝豆やトマトが手に入ることは、子供たちの教育にとてもいいことだと、わたしたちは思っている。

 最近、驚いたことがあった。それは、かみさんが買ってくる枝についている「枝豆の数」のことだ。どんな枝にも、80個から90個の枝豆がついている。ほとんどどんな枝豆でも、この範囲に入ることが経験からわかったつもりになっていた。ところが、今年はその数が微妙に多いのだそうだ。先日の湯上り娘には、95個がついていたそうだ。

 

 いったい全体、なにが起こっているのだろう?温暖化の影響なのか、品種改良の効果なのか。はたまた、、、、不思議な現象なのだが、いいことだから文句はないのだが。でも、気にかかってはいる。