忘れていた創立記念日(5月18日)、JFMAが満23歳

 5月18日を、これまで23年間は忘れることがなかった。2000年5月18日が、JFMA(日本フローラルマーケティング協会)の創立記念日である。今年に限って、早朝に大田花きの内藤育子さんからメールをもらってはじめて、今日が創立記念日だったと気が付いた。あまりに迂闊だった。

 

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差出人: Naito Ikuko(内藤 育子)
送信日時: Thursday, May 18, 2023 5:16:08 PM
宛先: Kosuke Ogawa <huko-ogawa@jfma.net>; 松島義幸 <matsushima@jfma.net>
CC: Tami Haino <haino@jfma.net>
件名: JFMA創立記念日 おめでとうございます

 

JFMAファウンダー 小川先生

JFMA立役者    松島様

 

本日はJFMA創立記念日、誠におめでとうございます。

丸23年の歩みを振り返れば、大変なことの方が多かったことと存じます。

花き業界に多くの功績をもたらし、今の日本の花き業界があるのは、

ひとえ小川先生と松島様のお陰と心より感謝申し上げます。

 

今後ますますのJFMAの発展を祈念申し上げます。

また、引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

急に気温が高くなってまいりました。

だれよりも健康な小川先生と松島様であることは承知しておりますが、

何卒ご自愛くださいませ。

 

株式会社 大田花き花の生活研究所

内藤 育子

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 誠にお恥ずかしい限りである。

 2000年のこの日、松島さんは中国に駐在したはずである。「上海錦江麒麟」の総経理だったはずである。創立記念日の5月18日を覚えているとは思えない(もしも覚えていたら、松島さん、ごめんなさい)。内藤さんのメールでは、「そういえば、そうだったか」くらいに考えているだろう。と、わたしは推察している。

 

 創立時のメンバーでこの日を覚えていそうなのは、インパックの守重知量会長(当時、JFMA副会長)か、クリザールの海下展也副会長(当時、JFMA理事)。創立時のメンバーは、60社くらいかと思っている。その後、200数十社(個人含む)に会員が増えたが、IFEX(国際フラワーEXPO)をやめたあたりから、会員数が減少し続けている。

 しかし、この間の取り組みには目覚ましいものがあった。我田引水で、自画自賛になるが、この間に実現したことは、①切り花日持ち保証の推進、②バケットの規格統一、③MPSの日本への導入(MPSジャパンの創設)、④海外視察ツアー、⑤フラワーバレンタイン(物日)のスタート、⑥「花の国日本協議会」の発足(花贈り運動のスピンオフ)、⑦フラワービジネス講座(2期にわたって、10年間以上)。

 

 それでも、未来が開けていないわけではない。ここ数年間で、⑧ゲートウエイ構想(花き物流システムの構築)、⑨花のJAS認証(日持ち保証からJASへ)、⑩花の輸送コンテナの導入、⑪大阪花博への関与など。これからも、わたしたちの取り組みがこの業界を大きく変えていくことになるだろう。

 そうした思いに免じて、創立記念日を忘れていた自分をお許しいただきたい。内藤さんへ、陳謝。