今年度でわたしの担当してきた本授業(ビジネスイノベーター育成セミナー)は最後になる。授業の枠組みは変えず、講師を一新した。全200分の授業前半が、招待講師による講演(90分、Q&Aを含む)。10分の休憩を挟んで、後半(50分+50分)では、講師を交えてのクラス討議(グループ討議と発表、コメント)を行う。
なお、テキストは、第1回目授業の前 12:00〜12:40に新一口坂校舎(法政大学経営大学院)【101教室】の前で販売する。(現金のみ)販売価格 3,500円(税込) <定価(本体3,600円+税)。お釣りの無いようご用意ください。
【授業シラバス】2021年度・後期後半「ビジネスイノベーター育成セミナーⅡ」(担当:小川孔輔)※テキスト販売のお知らせ
【テキスト(教科書) / textbooks】
『True North:リーダーたちの羅針盤』生産性出版
–ビル・ジョージ(監訳:小川孔輔、林麻矢訳)(2017)–
(原著は、True North 2nd ed.で2015年既刊)。
授業シラバスは、以下のようになっている(各回の「テーマ」は、暫定的に設定している)。大学院で発表されている資料(シラバス)には、講師のリスト(6名)は掲載されていない。各回のテーマと招待講師は全員確定している。昨年度同様、「ファウンダー:マクドナルド帝国のヒミツ」の上映から授業をはじめる。
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「ビジネスイノベーター育成セミナー」(2020年、担当:小川孔輔)
【授業の概要と目的(何を学ぶか) / Outline and objectives】
本講座では、次世代のビジネスリーダーはいかにあるべきかについて学ぶ。授業は、実際にビジネスの世界等で活躍されている講師をお招きし、ビジネスリーダー観や個人的な体験談について話しを伺う。企業経営者や組織のリーダーたちとの討議を通じて、リーダーとしてのあるべき姿を学ぶ。ゲスト講師は、上場企業、中小企業、コンサルティングや国際ビジネスの経験者を予定している。
【到達目標 / Goal】
ゲスト講師の話を聴き、リーダーたちとの質疑を通して、ビジネスリーダーにとって何が重要なのか理解する。あるべきビジネスリーダー像が描けるようになることを目指す。
【授業の進め方と方法 / Method(s)】
毎回、ゲスト講師による講義を聞き、彼らと討議する時間を設ける。
【授業計画 / Schedule】 回 / No., テーマ / Theme、内容 / Contents
(1) オリエンテーション(11月13日)
1. 映画上映(マイケル・キートン主演「ファウンダー:ハンバーガー帝国のヒミツ」)
2. 討議: マクドナルド兄弟とレイ・クロックのどちらが創業者か?
起業家としてのクロックをどのように評価するか?
<参考文献> 小川孔輔(2017)「社長の「履歴」大研究」『新潮45』7月号
(2) 事例研究1(11月20日)
3. ゲスト講師:(株)相模屋食料 代表取締役社長 鳥越淳司氏
特別講義:「セカンドキャリアとしての社長業(仮)」
4. 討議:「(仮)PBFの新商品開発アイデア」
(3) 事例研究2(11月27日)
5. ゲスト講師:(株)オークネット 代表取締役会長 藤崎清孝氏
特別講義:「事業の転換:中古車衛星取引から生花オークションまで(仮)」
6. 討議:「未定(当日)」
(4)事例研究3(12月4日)
7. ゲスト講師:(株)ONE・GLOCAL 代表 鎌田由美子氏
特別講義:「GROUNDSWELL~大きなうねり~」
8. 討議:「(仮)地方発の企画商品」
<参考図書> 鎌田由美子著(2021)『「よそもの」が日本を変える』日経BP
(5)事例研究4(12月11日)
9. 講師:(株)ムロオ 代表取締役社長 山下俊一郎氏
特別講義:「二代目経営者の事業承継」
10. 講演:「物流事業の新機軸」
(6)事例研究5(12月18日)
11. ゲスト講師:日本経済新聞社 流通経済部(論説委員) 田中陽氏
特別講義:「戦後流通企業の経営者群像(仮)」
12. 討議:「未定」
(7)事例研究6 (1月8日)
13. ゲスト講師:(株)カインズ 代表取締役会長 土屋裕雅氏
特別講演: 「ホームセンター事業のリノベーション(仮)」
14.講義全体のまとめ(小川)
【授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等) / Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
受講に当たって事前の準備学習を必要としない。ただし、毎回受講後、「ゲスト講師から学んだこと」をレポート用紙(A4)1枚にまとめて提出してもらう。
【テキスト(教科書) / Textbooks】
ビル・ジョージ(監訳:小川孔輔、林まや訳)(2017)『True North:リーダーたちの羅針盤』生産性出版(原著は、True North 2nd ed.で2015年既刊)。
【参考書 / References】
必要に応じて、授業内で適宜、招待講師と講義内容に関する資料を配布する。
【成績評価の方法と基準 / Grading criteria】
毎回の出席と討議への関与度(50%)、レポートの品質(50%)で評価する。
【学生の意見等からの気づき / Changes following student comments】
ゲスト講師との討議に多くの者が参加できるように進行を工夫する。
【学生が準備すべき機器他 / Equipment student needs to prepare】
ゲスト講師の要望に応じて適宜使用する。
【その他の重要事項 / Others】
オフィスアワー:講義前の1時間