昨日から思い立って、東方地方の秘湯巡りをしている。絶えてなかった習慣だ。コロナが終息したのと、岩田会長の伝記本『ロック・フィールドのDNA』が脱稿したからだ。次の作品の構想と息抜きのために、ごく短い3泊の旅に出た。
昨日は、上野発12時26分の東北新幹線はやぶさ23号で新青森まで。生まれて初めてグランクラスに乗りました。軽食が出て、アルコール類など飲み放題。でも、私はコーヒーを飲んだだけ。もったいないとは思いましたが、体重と夕食を考えて自重。ストイックです。
新青森到着は、15時29分。弘前まで鈍行で。弘前で特急つがる6号に乗り換えて、碇ヶ関到着は16時51分。宿の方が、わざわざ碇ヶ関までお迎えに。
原稿が完成したので、思い立って東北の温泉巡りを計画しました。ところが、いやー、、驚きました。青森県の秘湯、酸ヶ湯温泉も秋田の日景温泉もネットでは満室。フロントに直接電話しかたところ、酸ヶ湯温泉は満室。翌日からなら空いているとのこと。
コロナ明けなのか?紅葉のシーズンなのか?日景温泉の方は部屋が空いてました。しかし、ちと料金が高め。シングル2食付きで26800円。とりあえず一泊で予約。旅の支度を。
その昔、60年前の湯治場に、珍田のサン婆さんに連れられていった記憶があります。硫黄泉の宿で、湿疹がひどかった私のための湯治でした。
30年ほど前に、母親と妹たちと再訪したのが最後。かつては、日本の秘湯を守る会のメンバー旅館でした。スタンプを集めた方を思い出します。
数年前にオーナーが変わって、建物をリノベーションしたらしく。家族風呂などが増えていました。しかし、大浴場などはほぼ昔のままで、昭和の雰囲気をまだ残しています。
少しお値段は高めになったのですが、お食事はレベルアップ。特に、きりたんぽ鍋のクオリティは良かったです。門前仲町の秋田料理、男鹿半島の味にそっくり。比内地鶏も肉質が少し柔らかめで、食べやすかったですね。
夜中は激しく冷たい雨が降ってましたが、朝方は上がって、個室風呂、滝の湯に体を沈めてました。心身ともにリラックス。宿を出て今は、リゾートしらかみに2号に乗っています。
さて、弘前駅で、リゾートしらかみ2号の切符を入手。弘前から深浦まで行って、1号で戻ってくる。乗り換え時間は1分!こんな綱渡りを考えて。
危ないので、窓口の駅員さんからアドバイスをいただきました。以下は、その時の駅員さんとの会話です。
購入した切符です。上りはリゾートしらかみ2号で、弘前から深浦まで。下りは、深浦から青森まで、深浦で1号に乗り換え。なんと、お気づきのように乗り換え時間は3分しかない!(時刻表だと、わずか1分!)
窓口の駅員さんからのアドバイスは、2号に乗ったら、まず車掌さんに、「深浦で乗り換えるのでよろしく!と言ってください」。五能線は単線なので、同じホームにすでにしらかみ1号が停車している。「車掌の乗っている位置の目の前が、1号の運転席なので、なんとか対応してもらえるだろう」。
時刻表だけ見ると、間に合わないと見えるが、2号の深浦到着は10時54分で、3分の余裕がある。ちゃんちゃん、、、さて、、
というわけで、今検札にきた車掌さんに事情を説明しました。対応してくださるそうです。JR東の職員さん、皆さんとても親切です。