DNA本の編集で、岩田会長のインタビューが始まる

 本日から毎月1回、神戸のロック・フィールド本社に出張になります。春先から半年をかけて、関係者にインタビューを重ねてきました。今日からは4回の予定で、創業者の岩田弘三会長へのインタビューがはじまります。50年の歴史を語ってもらうつもりです。

 

 これまでは、商品開発に関与した匠職(4人)の皆さんからはじまり、先々週は、カリフォルニアまで取材に行きました。シェパニーズのアリスやジェニファー、ロスでは八木さんにお世話になりました。この先、高島屋の木本元社長、最後に世界的な建築家、安藤忠雄さんのインタビューで取材は終わる予定です。

 その前に、岩田さんのデリカ事業への想いを確認することになります。本日(10月25日)は、午後14時から2時間半を予定しています。45年間をほぼ4部に分けて、順番に時系列でお話を伺います。「日経MJ」(連載シリーズ)や「神戸新聞」(連載)が元ネタになりますが、海外取材をしていると、実はそこに書かれていないエピソードもたくさんありました。

 冗談みたいですが、これは刑事の仕事に似ています。関係者の証言の「裏をとること」も、本日からはじまる連続インタビューの任務のひとつです。同じ場所にいて同じ風景を見ていても、感じたこと(真実)はちがっているものです。両側から見る風景をスケッチします。

 

 2回目は11月19日(火)、3回目が12月6日(金)、最終回が2020年1月17日(金)。いずれも、神戸本社で14時スタートです。111月は、インタビュー後に京都に移動して会食になります。

 ちなみに、11月8日(金)は、二子玉川で高島屋の木本元社長のインタビューがセットされています。