4年ぶりに劇団四季が、CSナンバーワンに返り咲く

 2019年度JCSIの 第3回調査で、ちょっとした異変が起きている。まずは、エンターテインメント部門で劇団四季が4年ぶりで1位に返り咲いた。ここ数年は、宝塚歌劇団に顧客満足度の首位を明け渡していた。また、混雑や入園料値上げなどで一時は27位まで順位を落をとしていたTDRが、CSのスコアを80点台に戻している。

 

 また、比較的安定していたスーパーマーケット部門で、例年上位にいたベーシアが順位を落としている。日本版顧客満足度指数の第3回調査は、7業種(ス ーパーマーケット、エンタテインメント、携帯電話、電力小売、ガス小売、映画館、MVNO(仮想 移動体通信事業者) )を対象としている。

 代表的な3つの業種のCS得点(100点満点)は以下の通りである。詳しくは、JCSI(サービス産業生産性協議会:SPEING)のHPを参照のこと。

 
【各業種の顧客満足上位3位企業・ブランド】
スーパーマーケット  エンタテインメント  携帯電話
1位 オーケー 81.3  1位 劇団四季 87.5   1位 Y!mobile(スマホ) 66.6
2位 コストコ 75.1  2位 宝塚歌劇団 86.6  2位 au(スマホ) 63.5
3位 万代 72.7    3位 東京ディズニーリゾート 81.9  3位 ドコモ(スマホ) 63.
なお、スーパーマーケット部門では、4位以下は、つぎのようになっている。
4位 トライアル 72.1
      ヤオコー 72.1
6位 ベイシア 72.0
7位 ドン・キホーテ 71.7
8位 西友 71.5
9位 ゆめタウン 70.9
10位 コープこうべ
11位 サミット 70.2