明日は新幹線で名古屋日帰りです。創業370年の老舗菓子店「両口屋是清」の後継経営者、大島千佳子さんの取材です。去年、元カルビーの執行役員、鎌田由美子さんから、青森で3人の美女が写っている写真を送っていただきました。左から鎌田さん、有働由美子さん(元NHKアナウンサー)、一番右が大島千世子さんという女性のかたでした。
わたしからの返信は、「ぜひ、紹介してください。一番右側の女性を!」。この反応に、鎌田さんはびっくりしたはずです。当然のことながら、もうひとりの由美子さんに目が行くと思ったはずです。
わたしが大島さんに興味を示したのは、彼女が老舗菓子店「両口屋是清」の娘さんだったからです。大島さんは、一橋大学ビジネススクールのMBAで、創業370年の老舗菓子店の13代目。そうなのです。彼女は、女性老舗経営者のインタビュー候補者なのでした。
事情を解説すると、2018年度の京都女子大の連続講義で、富宏染工(友禅染)、小丸屋(舞台道具)、一澤信三郎帆布(鞄)、プーゼ(花店)の女性経営者を取り上げました。この中で、プーゼの浦澤奈美さん以外の三人は、教室でお話をしていただきました。
京都の老舗(一保堂は、男子経営者)のほかには、これまで原田節子さん(ガトーフェスタ・ハラダ@群馬県)や徳永奈美さん(アクアベーカリー@埼玉県)などを、日経MJのヒット商品のシリーズで取り上げさせていただいています。大島さんは、そのシリーズの延長でインタビューさせていただくことになります。
林麻矢さんに同行していただく大島さんのインタビューは、夕方17時からです。前もって、質問のメモを送ってあります。
1.ご商売の概要、歴史など
2.これまでのキャリア
3.女性後継者としての難しいところ
4.モデルにしている経営者か会社があればお教えください
住所は、名古屋市中区丸の内3丁目14−23(本店)
名古屋到着後に時間が空いたので、14時からは、カインズホームのテラッセ納屋橋店(Style Factoryは6月で実験終了)を見せていただくことにしました。ららぽーとに入ったカインズも視察対象になります。
案内していただくのは、学部のフィールドワークでもお世話になった曽根店長(元スナモ店の店長)です。よろしくお願いします。大島さんのインタビューのあとは、久々に、元秘書の本村ちなみと食事をします。たぶん、ひつまぶし。
ちなみに、両口屋是清は、知る人ぞ知る名古屋銘菓です。はじめて「是清」の和菓子を口にしたのは、ちなみが研究室に持ってきてくれた「志なの路」と「よも山」でした。社名(両口屋)の由来が気になりました。