3年越しの『値ごろ感のつくり方(仮)』(2019年6月刊行予定)の原稿が完成しました。

 10年前に企画した書籍。2009年に『値段の秘密』(日本経済新聞社)の後継シリーズとして、青春出版社の月刊誌に連載していた原稿。その後、2015年から『ダイヤモンド』(ムック版)に連載を継続。書籍化の作業がはじまりましたが、再編集は創造的な仕事ではないのでモチベーションが上がらず。のびのびになっていたものです。



 この春休みに特急で仕上げてしまいました。本日11時に暫定的に脱稿。つぎにも企画している書籍が3冊ほどあります。ここで「在庫一掃」をしておかないと、先の作業スケジュールが確保できません。
 タイトルは未定です。編集の角田さん、アシスタントの小林さんとご相談です。出版時期は、6月下旬になると思っています。いずれにしても、前期の「マーケティング論」の授業開始には間に合わなくなりました。授業内容を大幅に改訂するつもりですので、そのときの基礎資料として活用するつもりです。

 今後の出版スケジュールです。

(47)『ローソンがセブンを超える日(仮)』NHK新書(2019年9月ごろ予定)
(48) 小野・小川編著『顧客満足の法則(仮)』生産性出版(2019年12月ごろ予定)
(49)『マギーさんの料理帳(Maggie’s Cookbook)』(いつの日にか)
  *UCバークレイの元秘書、マーガレット・レブハンさんから教わったアメリカ南部のケイジャン料理の入門書
(50)『ロック・フィールドのDNA』(2020年11月、出版社未定)
  ・岩田弘三とロック・フィールドの理念経営の書

・『植物の時代』(出版社未定)
 *21世紀の世界では、肉食から植物食に移行していく。健康と食糧不足、環境保持のため。
・『鎖国のすすめ』(出版社未定) 
 *豊かな文化を保持し、充実した生活を送るには、日本をもう一度鎖国したほうがよろしいのでは?
  国内で自給自足をする条件を整え、深い文化を後世に残すためにも、英国のように国境を封鎖するくらいの気持ちで。

 最後の二冊の本は、20年前に着想していたものです。そろそろ機が熟してきました。

 上記以外にまだあきらめていない作品は、
・『小説:両国倶楽部』(東京下町に暮らすひとびとの人情話:フィクション)
・『俺の履歴書』(ブックオフ創業者の社長辞任から10年後:ノンフィクション)
・『経営者はなぜ走るのか?』(できれば、月刊ランナーズに連載してみたい)