学生からの提案: 「優秀チームの選考方法」を変更しました!

 本日の午後15時から、学部ゼミ生たちが一年間、企業各社と取り組んできたフィールドワークの成果を報告する。今年度の提携先4社は、東京ドーム、ナチュラルローソン、ストライプインターナショナル、富山県魚津市である。いつものように、最終プレゼンの後で、最優秀チームを投票で選ぶことになる。

 これまでは、つぎのようなやり方で優秀チームを選考していた。フィールドワークの最終発表会に参加してくれた、ゼミOBや大学院生、一般参加の企業の方が一票ずつ、「発表の出来がもっともよかったチーム」に自分の持ち票を投じる。そして、最多投票数を獲得したチームが、その年度の優勝チームに決まる。
 実は、いつも僅差で優勝チームが決まるのが通例だった。二社が同点ということも、これまでは何度かあったように記憶している。しかし、これまでは15年間にわたり、この投票ルールを踏襲してきた。こうした状況下では、従来のやり方を変える勇気が必要になる。
 ところが、学生たちは決断をしたようだ。昨日の夕方に、ゼミ長の与羽さんからわたしの携帯にlineのメールがはいった。ルール変更の提案である。
 
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 明日の最終発表ですが、前期中間発表までの1位の班への投票をやめて、各班3項目・5段階で参加のみなさんに投票していただくように変更します。ゼミ生全員で投票項目を決めました。
 ・FW活動内容
 ・パワーポイント
 ・プレゼンテーション
 この3点を5段階で評価してもらい、合計点の高さで1位を決めようと思っています。
いかがでしょうか。
 
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 学生たち全員で相談して決めことだ。もちろん、わたしからは、「それもおもしろいと思うよ」がゼミ長の与羽さんへの返信だった。学生が決めたルール変更だから、最大限尊重しようと思う。
 先輩たちが採用したやり方であっても、不具合があると思ったら思い切って変えることは良いことだろう。学生からの提案だから、なおさら尊重しようと思う。
 というわけで、本日の選考会は、新しいルールで実施されることなる。結果が楽しみだ。